延命措置として「胃ろう造設」をやってくれる病院を探しているものの、
……ないね、いまのところ。
あちこちの病院、片っぱしから電話してみるも、
電話じゃ、まったくラチあかない。
「まず、受診してください」って、体よく断られちまう。
あと、「いま、どんな状態ですか?」と尋ねられても、
私が、答えに困るのよね。
いま入院している病院は、母の病状を私が質問しても、
「変わりありません」としか言ってくれない。
「変わりない」ということは、たぶん、いまも何も食べられなくて、点滴だけで、酸素吸入されているんだと思う。
私は、毎日手紙を持参しているが、病院の窓口で渡すだけ。
それを、母が読めているかどうかもわからない。
主治医先生の話を、ブログに書ききれなくて頓挫しているが、結局、鼻チューブするのかしないのか、これも先生は明確に返答されなかった。
先生は、あくまでも「自宅に連れて帰る」という方針だ。
それを拒んで、胃ろうしてくれる病院を探しているのが私。
そうこうしているうちに、入院して、もうじき1ヵ月が経ってしまう。
入院した、その直後に、先生からは「あと1ヵ月です」と言われた。
このままだと、ほんと時間切れだね。
タイムアウトでさ、私は、コト切れちゃった母に対面するんだね。
そいでさ、先生にさ、きっとこう言われるんだよ。
「ホラ、だから、ウチに連れて帰ったら?って言うたでしょ?」
まあ、そうだね。
さすがプロだね。
いまのご時世、やすやすと胃ろう造設をしてくれる病院がない、ってわかってんだよね。
どこの病院も、電話じゃダメなんで、直接病院行って、そこの地域連携室とかに相談するけど、それもダメだねえ。
90歳で、食べられなくなって、点滴だけでもうじき1ヵ月で……なーんて、どこも相手にしてくれんのよ。
まあ、気の毒そうには、してくれる病院が大半だけどね。
「タイヘンですね」って、やさしく言ってくれるヒトもいるよ。
ただ、どこも受け入れてはくれない。
ということは、やっぱり、いまの主治医先生が言われるように、
「自宅に連れて帰る」のがいちばんいいのかもしれない。
結局、たまたまコロナで、面会できないから、そうすると、退院させてあげるのが、母にとっても最善だったのか。
ただし、ひとつだけ、ある病院が「審査をします」と言ってくれた。
けれども「可能性は、とても低い」らしい。
いちおう、その病院に対して、いまのK総合病院│地域連携室から、診療情報提供書をFAXしてくれた。
けれども、万が一、その病院で審査が通っても、「外来対応」らしい。
これも、シロウトにはワケわからんが、どうやら、外来で手術するだけ。
入院はさせてくれない。
「K総合病院退院 → 外来で手術 → そのあとは自宅」?らしい。
あのう、胃ろう造設は、わりとカンタンな手術らしいが、そのあと、どこも入院させてくれないって……?
たぶん、いま現在寝たきりだろうから、移動をどうするか?も、私にはわからない。
介護タクシーにストレッチャーで……?
そいで、自宅にも、そうやって戻って……あと、どうすんねんっ?!
酸素吸入してるけど、ええと、そういうのも私がやるんかね?
まあ、そりゃ、酸素でも胃ろうでも人工呼吸器でも、在宅で家族がやってるのは、見たり読んだりしているが、まだなんにも知らんのよね。
ええと、とりあえずユーチューブでお勉強しましょか?
「だれもなんにもしてくれないっ!」って「クレナイ星人」になるより、オノレが勉強すべき。
次回の面会は、12月28日。
間に合うんでしょうかね?
モロモロ一連のことが。