どうしてもポータブルトイレを拒否する「寝たきり」母ちゃん

日々のあれこれ

去年9月以来、母は7回転倒している。

自宅で6回、病院で1回ね。

たまたま運よく骨折していない。打ち身ていどで済んでいる。

けれども、すでに骨粗しょう症で、一昨年はなにもしていないのに背骨を圧迫骨折している。

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だから、ほんの少しの衝撃で、いつ骨折してもおかしくない。

母ちゃん、用心深いというか、めっちゃ心配性なんだが、どういうわけか、転倒骨折は例外。

「もうコロばないよ」と言って、深刻に悩んでいない。

昨日、介護用品会社のスタッフさんが、ポータブルトイレを勧めてくれた。

一日の大半を寝ていて、起きるのはトイレだけ。

そのトイレの往復のとちゅうで、また転倒する恐れがある。

しかし、ポータブルトイレをベッド脇に置いたら、とても安全。

ベッドの高さは電動で変えられるので、ポータブルトイレと同じ高さにすれば、ベッドとトイレは、腰の位置をちょっとずらすだけで移動できるからだ。




私もポータブルトイレは大賛成。

すでに去年年末ごろから、どんな機種があるか検討していた。

といっても、母ちゃん、ウォシュレット必須なんで、2機種しかないんだが。

ヤフオク!でも、新品ポータブルトイレ(ウォシュレット付き)は出品されている。

コメントを読むと、「購入しましたが、すぐに入院したため未使用です」とか、「買ってすぐ、オムツになって未使用です」とか。

う~ん、みなさん、わざわざ買ったものの、あっという間に状態が悪くなって、ああ、そうだよなあ、ウチも。

ウォシュレット付きは、おもくそ高額なんだが、だのに、そもそも母がポータブルトイレを「うん」と言わない。

スタッフさん「私も、7回転倒というのは、ちょっと聞いたことがないです。

もうそうなる前に、家族さんが心配して、ポータブルトイレにしていますね」

母「……」

私「ポータブル、ぜったいイヤだよねえ」

母「そうねえ。トイレは、ふつうのトイレを使いたいわねえ」




スタッフさん「いますぐとは言いませんから、どうぞゆっくりお考えになってくださいね」

そう言って帰って行かれた。

さて、私はポータブルトイレが大好きだ。

車中泊していたころ、ポルタポッティ社のポータブルトイレを積んでいた。

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まあ、キャンピングカー乗りは、みんなポータブルトイレがおなじみ。

道の駅のトイレは、このごろとてもキレイだが、キャンプ場のトイレはいろいろ。

夏場は蚊に食われるから、外のトイレは、できるだけ使いたくない。

なので、母がポータブルトイレのなにがイヤなんだか、ふしぎだけど、こればっかりは好き嫌いで、どうしようもない。

私「車中泊してたとき、ポータブルは、すごく便利だったよ」




母「ああ、道の駅とかないところでも使えるから?」

「うわ、道の駅、知ってるの?」

「知ってるよ。いまほどハヤッていないころ、ちょっと行ったかな。そこの名産とか売ってるよね」

げっ、車中泊じゃ、道の駅を使うの、知ってるんだ、寝たきりのくせに。

私がときどき、「や~い、寝たきり!」とかハヤすと、

前は「まだ、寝たきりじゃないもん!」と口をとがらせていた。

このごろ、私が、

「たまには、ちょっと座ったほうがいいよ」と言うと、

ふとんの中の母ちゃん、じっと動かず、目をつむって「ただいま、寝たきり熟成中」とつぶやく。

寝たきり熟成中、なんて言う「寝たきり」っておるんかね?

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