深夜1時20分に寝て、今日は昼前の11時40分に起きた。昼ごはんを食べてしばらくしたら眠くなったので、午後2時50分から6時まで昼寝。合計13時間30分寝ていたことになる。これは、昨日の外出で疲れたためで、うわあ、やっぱり体力ないなあと驚いた。
今日一日なにもできなくてもったいないという思いが半分、でも、これが私なんだよねえという達観が半分。以前の私だったら、ほぼ一日寝ているとけっこう後悔したり罪悪感を持っていたりしたけど、まあ、自分を責める思いはかなりやわらいできたようだ。うつらうつらしている心地よさを享受しよう。
「理想の自分」があるからしんどい。「理想の過ごし方」なんて持ってしまうと、アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃ、寝てる場合じゃないでしょと、眠たい自分を叱りつけてしまう。ま、そういうのを全部やめる方向に持っていっている。「自己否定」は全部やめる。
どうしてもやらないといけないことだけ、ちょっとやる。今日は昼ごはんと晩ごはんを食べた。これだけで十分。それから音楽を聴く。今日は歌を聴きたい気分だったので、静かな歌曲を小さめの音量で聴く。目を閉じてぼーっと耳を傾けていると、柔らかい歌声に深くなぐさめられる。
歌っているのは、35才で夭折してしまったテノール歌手。そういえば、この曲の作曲者は31才で亡くなっている。わずか31年の生涯だったというのに、なんと美しい音楽ばかり残してくれたのだろう。内気なこの作曲家は、友人たちを喜ばせるために多くの歌曲を書いたが、その意向ゆえか、どの曲もひっそりと親密に寄り添ってくれる。
カウンセラーのO先生のおかげで、自分と音楽との間にあった夾雑物がすべてなくなった。たった一度私の話を聴いてもらっただけなのに不思議だね。私の潜在意識は、O先生が問題を解決してくれると知っていたんだね。
いまの私は、音楽と渾然一体となっているだけで満足。