昨夜、個人カウンセリングを申込みしたが、今朝10時には早々と「申し訳ありません!抽選で外れてしまいました!」というメールが先生のオフィスから届いた。あまりにも速攻で落選してしまったので、なんか笑ってしまった。心屋さんの「超ウケるんですけど~」を思い出す。めっちゃ気合い入れて申し込んだらこんな結果で、ホント、ウケるわ~
つい二日前のセミナーで、また私が質問してウダウダ言っていたから、先生としても「コイツ、落選してがっかりしてるだろな~」と思っているんじゃないかな? きっとそう思っておられる先生にちょっとだけ気を使ってメールをしてみた。そのときに、先生の新刊書の売れ行きがスゴいこととかにも触れ、その新刊書が某書店でポップ付きで販売されている画像も添付しておいた。
すると、その1時間後に先生から直々にメールをいただく。落選してしまったことに対するていねいなお詫びと、画像のことを「嬉しいですね~!」と「!」付きで返信してくださった。ああ、よかったよかった。
ここ最近になって意識しているけれど、私のような「癒着体質」のヒトは「ひととの距離感」がよくわからないので、人付き合いがものすごくヘタだ。私はついこの間まで、母にべったり癒着していた。いまもすべて解消しているとは言いがたい。
こういう人間は「母子間の距離」しか知らないので、他人に対しても「肉親のような親密さ」を求めてしまう。で、もちろん他人はそんな親密さを示してくれない。すると、即座にその人間関係を断ち切ってしまう。相手から拒絶されて傷つくよりも、自分が先に関係を断ったほうが傷が浅いので、こんな極端な行動に出てしまうのだ。
まあ、心理学を勉強するまでは、私はこんな風な非常にイタい行動しか取れなかったのだ。「他人との適切な距離感」はまだまだよくわからない。
そんな状態の私が、いま唯一接しているひとは、結局先生おひとりだけ。いままで母に癒着していた私が、母から離れると、今度は先生が癒着対象になってしまう。もちろん、そんなことは先生こそが百も承知している。
それで、このところは先生と自分との距離感というのをいろいろ考えている。これは意識し出すとけっこうおもしろいもので、ヒトとの距離というのは近くなったり遠くなったり、場合に応じて変化するものなんだなあと実感している。近くなれば、それはもううれしいけれど、逆に遠くなってもあまり気にならなくなってきた。
実際には、私が出すメールの内容とか頻度とかを「適切なもの」にするべく、ちょっと工夫している。上で書いた新刊書の画像も、撮影したのは10月7日だったがすぐにはメールで送らなかった。なんとなく様子を見たかったからだ。それで、今日このタイミングで送信したのは、まあよかったんじゃないかな?と思っている。
これからも「クライアントとカウンセラー」としての適切な距離感を考えていこう。そもそも、先生は「距離感の取りかた」に関する本も出しておられるので、はい、それを復習復習。
で、個人カウンセリングは落選してしまったが、これはきっと職業訓練に専念すべし!というメッセージにちがいない。訓練校に行けば、多くの受講生に接することになるし、ちょうど人付き合いのトレーニングもできそうだ。