今日は、私の整形外科、2回目の通院。
もうさ、90の母ちゃんは押しも押されぬ「超絶ババア」だし、私もババアの領域。
そしたら、今月の通院回数がすさまじい。
ふたり合わせて10回だよ。
母がサ高住に入所していたころ、入所者のみなさんといっしょに、
「歩けないから、もうどこにも行けなくて、行くところって病院だけ」となげいていたそうだ。
その状況は、母が私と同居してからも、まったく変わらない。
母は、すでに外出する意欲がなくなっているので、しかたなくやっと行けるのは病院だけ。
この様子を見ていると、きっとたぶん、もうデイサービスへ行くことはないだろう。
なにせ90歳だから、自由にしてよかばい。
私はといえば、結果的に「長時間の外出」は、いまのところ不可能だ。
なぜなら、数時間以上、母をひとりにしておくと、万一転倒などがあったとき、私がいないと対応できないからだ。
本来、介護者である家族が、長時間ウチを離れるときは、とちゅうでスポット的に、ヘルパーさんに「見守りや食事用意」などを訪問でやってもらうよう依頼できる。
けれども、母は、他人がウチに入ってくるのを非常にイヤがる。
よって、私が長時間外出することは、当面できない状況だ。
ただし、私がクリニックへ通院することは、母も快く許可してくれている。
なので、今日は整形外科クリニックへ行った。
先日やった「骨密度検査」等の結果があきらかになるのだ。
あたしゃねえ、そんなに期待していなかったよ。
1年前の結果より悪くなっているって思っていた。
というのも、今年3月、スーパーで無料でやっている簡易的な検査(かかとの超音波測定)を受けた。
そのときの値が「62%」(若年比較%)と、かなり低かった。
骨粗しょう症と診断される基準は「70%未満」。
正確な検査は「DXA(デキサ)法」というX線で測定するヤツ。
そのデキサ法の検査を、3週間ほど前に受けたので、さぁてその結果だ。
するとね。
「72%」(腰椎│若年比較%)だった。
へええ、1年前(デキサ法)とくらべると、3%だけ微増だよ。
かろうじて70%以上なので、骨粗しょう症の判定からはずれた。
しかし「70%~80%未満」は「骨量減少」という判定だ。
「正常」は80%以上だから、まだまだ異常っすよ。
で、当然、骨粗しょう症治療は継続する。
お医者さんは「エルデカルシトール(活性型ビタミンD3製剤)をつづけてみましょう」とのこと。
ふうん。
私「あのう、ほかのおクスリを使うということは、いかがでしょうか?」
先生「う~ん、クスリはね、いずれ頭打ちになるんですよ。
半年に1度、注射するのもありますけど。
クスリで若返るわけじゃないんでね。
いまの骨量を維持することが大事ですよ。
とりあえずエルデカルシトールで、3ヵ月ごとに様子を見ます」
なるほどね。
シロウトがおこがましいけど、母がずっと以前飲んでいたビスホスホネートとか、どうかね?と思っていたのだ。
骨粗しょう症の本は、何冊か読んでいて、ほかにもいろんなクスリがあることは知っていた。
いま調べたら、先生が言われていた「半年に1度注射」ってのは、もしかすると「デノスマブ」かもしれない。
で、「頭打ち」というのは、たぶん骨量の増加のことだろう。
あと、私が「サプリメントで、カルシウムを摂るのは、いかがですか?」と尋ねると、
「はい、けっこうですよ。
適正な量であれば、かまいません。
けれども、食品から摂るのが第一です」とのこと。
診察後、別の場所へ案内され、そこで「骨粗しょう症と診断された方へ」という冊子を渡され、スタッフさんから、こまごまと説明を受ける。
やっぱり食事が重要でっせ。
うへえ、コンビニやスーパーの出来合い惣菜ばっかりは、あかんよねえ。
母娘ともども、料理が大嫌い。
で、そろって骨粗しょう症になってしまった。
いよいよ自炊かっ?!
けどさ、出来合い惣菜だけでも、ホラ、3%は骨密度上がってるからさあ。
自炊は超ニガテなので、ふう、運動とかでなんとかならんか。