親を介護しているヒトはよく知っていると思うけど、「会議」がおます。
「サービス担当者会議」ってヤツ。
ケアマネさんがセッティングしてくれて、訪問ナントカ、訪問カントカ、介護用品会社など、全員がいっぺんにウチに押し寄せてくるアレ。
私は、過去に4回ほど経験したかな?
関係事業所や会社が、全員やってきて、ケアマネさんの説明で、みんな情報を共有できるから、いいシステムだね。
ただ、すんげえ大量の書類を取り交わすのよ。
ぜんぶ書面が必要だからね。
・重要事項説明書
・契約書
・口座振替依頼書
・場合により追加契約書など
今日は、ケアマネさん、訪問看護リハビリ事業所、訪問介護事業所、介護用品会社と、4人も来られた。
私のエリアは、モノだらけでヒトなんか座れない。
なので、母ちゃんが寝ている部屋に、私を含めて5人がひしめき合って、床に座る。
いやあ、さすがに狭くて、いったん座ったら身動きできねえ。
まずは名刺交換、何枚もの名刺が飛び交う。
それから、ケアマネさんが「居宅サービス計画書」にもとづいて、くわしく説明。
つぎ、訪問看護リハビリ事業所さん、重要事項説明書、契約書、加算同意書、口座振替依頼書。
訪問看護、訪問リハビリは、私もはじめてで、うう、むずかしい。
つぎ、訪問介護事業所さん、重要事項説明書、契約書、口座振替依頼書、キーボックス取扱説明。
訪問介護は、入院まえ、入浴介助に来てもらっていたので、まあ、なんとなくわかる。
入浴、てかシャワーは、もう母もしんどいらしく、ヘルパーさんにやってもらうのは苦痛とのこと。
やっぱかわいそうなので、シャワーは私がする予定だが、退院してから、まだ浴びる元気が出ない母。
だから、もう入浴介助はいらないけど、私が通院(骨粗しょう症など)で出かけるとき、スポット的に「トイレ介助」が必要。
母ひとりでは、もうトイレに行けないので、そういうときに「トイレ介助」をヘルパーさんにやっていただく。
でも、ウチの鍵、どうすんの?
そしたら、「キーボックス」というのを、ガス管とか水道管のメーターボックスに取り付けて、そのなかに合いカギを入れておくらしい。
暗証番号4桁を、関係者で共有して、玄関カギの開け閉めをする。
事業所さん「暗証番号は、何番にしますか?
でも、誕生日とかはやめておいてくださいね」
私「はい、じゃあ、XXXXにします」って、私が好きなピアニストの誕生日にちなんだ番号にした。
そしたらさあ、ケアマネさんが、
「その番号は、ちょっと……
それ、マンションの部屋番号とおんなじだから、う~ん、やめておいたほうが」
ぎゃあ! 知らんかったけど、ほんま部屋番号といっしょやん?!
私「ひええ、これ、ピアニストの誕生日なんですけど、そのひと、いま93歳で元気ですよ。(関係ない)」
ケアマネさん「すごいですね!」
私「じゃあ、ZZZZにします」と、バッハにちなんだ番号に変更。
つぎ、介護用品会社さんから、ヒザ折れにもだいじょうぶな歩行器のお試し。
そして、風呂場内の床を底上げする「すのこ」の採寸。
いやもう、ぜんぶ終わるまで、タイヘンだった。
ふう。
2時間27分かかったよ。
でも、おかげさまで、母の介護体制が整った。