そろそろ貯金も尽きてきた。
来年からはパートで働こうかと考えている。
しかし、なによりもまずハッキリ自覚しておきたいのは、「自分は働くことが大キラいだ」ということだ。
ホンネは1分も働きたくない。でも、生活のためにしかたなく働かないといけない。
そういうことなら「近場で、できるだけめんどくさくなくて、悩まずに働けるところ」がいいだろうと考えている。
ここしばらく、どういう仕事がいいかなあ?とあれこれ検討していた。
つい3、4日まえまでは「IT関連の会社で、勉強も兼ねてできる仕事がいいかな?」などと考えていた。
まあそもそもIT会社がこんなトシ寄りを雇わないけど、なんかまだスケベ心がチラついていたんだよね。
ナニがどうスケベなのかというと、「仕事を通じて成長したい」とか「ありきたりの仕事はつまらない」とか、そういう自分の意識がイヤらしいだろ?
コレの大元は「自分を高く見積りすぎていること」だ。
高望みしすぎているんだよね。自分のショボさをわかっていなくて、できもしない理想ばかり追っている。
だから、このあいだのパートで玉砕してしまったんだ。
去年12月から今年5月まで、自分の実力をはるかに超えたタイヘンなパートをやっちまって、あっという間に燃え尽きてしまった。
ワシ、高卒のおばはんやっちゅうに、専門のデータベースからデータをピックアップしたり、英文を読んだり、統計処理をしたり、いやいやいや、ムリっしょ?
そこの会社の求人では事務職を募集していて、それに応募したんだけど、じっさいにはそんなとんでもない部署に配属されたんだ。
それはね、私のスケベ心がそういう職種を引き寄せてしまったんだと思う。
しかし潜在意識は「あんたなあ、そないな仕事ができる器やおまへんで。ちいと痛い目に負うて考えなおせや」ということで、自爆させたんやろな。
さて、先日会ったKさんは、私のスケベ心をみごとに見透かしていて、控えめに忠告してくれた。
「だれでもそんなに大きいことはできないよ。ハードルを下げてみることも大切よ」
うんうん、カウンセラー先生にもいっつも言われている。
いわく「自分にできることとできないことを区別する。思い切りハードルを下げる。完璧主義をやめる」
だから、これからはホントに身の丈に合った仕事を探すことにした。
それでなくても私は極度のグズでヒト並みに働けないのに、難易度の高い仕事はぜったいやめたほうがいい。
私の場合「やりたい仕事」は難しいモノになりがちなので、「やりたい仕事」ではなく「できそうな仕事」がベターだろう。
さらに「ウチから近いところ」にしようと思っている。
やっぱりトシだから、通勤に時間がかかるとしんどい。それに通勤時間はなんの役にも立たない。むかしは電車で本も読めたけど、いまはからきし読む気が起こらない。
というわけで、ウチから歩いて行けるパートを優先的に探そうと考えている。
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