セミナーの後半ではまず、「自分を信じられるようになるためのコツ」を教えていただきました。これ、全部で50個もあるんですが、さすがカウンセラー先生ならではの切り口だよなあとウナッてしまいます。コツなんてネットで検索すればいくらでも出てきますが、わりかしありきたりなモノが多い。
NAVERまとめを見ていて、お、これはなかなかいいな!と思ったら、このカウンセラー先生ご自身が書いたやつの引用でした。でもね、私がたまたまこの先生の考えかたを気に入っているだけで、単に相性がいいんだろうと思います。
カウンセラー先生「基本的にはやっぱり『自分軸』というのがすごく大事で、他者評価依存ではなくて自分評価っていうことなんです。自分で自分をちゃんと評価してあげるっていうことが大事で、ま、これは言いかたを変えると『地に足を着ける』とか、『自分が自分の味方でいてあげる』とか、『自分を大切にする』とか、そういう表現にもなります」
「そして、大切なのは『自分にできることとできないことの線引きをちゃんとする』。もちろんそれは能力的にできるできないもそうなんですけど、対人関係においては、たとえば告白することはできるんだけども、その告白を受けるか受けないかは相手の問題です。だから、そこは自分ではどうすることもできない部分ですよね」
「ですから、だれかがやるべきことを自分がどうのこうの思ってもじつははじまらないし、そこに干渉するとコントロールという問題になりますし、そこでネガティブな感情が出てくると依存という状態になるんです」
「自分ができることとできないことの線引きをきちんとして、そのできることをやりましょうというのが、自信を持つ、自分を信じるということのすごく大事な秘訣になります。ま、できないことはできないんだから、できることをやろうねということなんです」
「それで、『自分を信じられるようになるためのコツ』を50個あげてみましたが、こういうことに意識していると自信が持ちやすくなりますよっていう話になっておりまして、もちろん全部やれっていうわけではありません。全部やるなんて、それは完璧主義です」
「このなかで、できるなあとか、興味あるなあというのが、もしひとつでもあればホントは自分に自信があるんですよ。こういうことに意識を置いてみようとか、気に入った文言とか、好きな言葉とか、好きな考えかたみたいなのがあれば、それをひとつでもふたつでもいいので、ピックアップしてそこに意識を置いとくだけでも大丈夫です」
1. 長所と短所を知っている。直さない。
2. 自分ができることを知る。(地に足を着ける) できることとできないことの線引きができる。
3. 相手の話を理解する。受容ができる。
4. 相手の長所をちゃんと見て伝えることができる。相手を尊重できる。否定や批判をしない。
5. 基本、自分のことが好きである。
6. 自分の感情をちゃんと感じられ、その感情に責任を持つことができる。
7. 過ちを犯したら素直に謝ることができる。
8. 完璧でない自分、弱い自分、できない自分を受け入れられる。
9. 相手の期待に応えられない自分を許すことができる。
10. 自分をフラットな目で客観視できる。
とりあえず、1~10をあげてみました。いやあ、ちょっと冷や汗が出ちゃいます。残りの40個もざっと見てそうなんですが、こういうのって結局「オトナであること」が求められるんですよね。もう、私はまるっきりコドモなのでキビしいキビしい。とくに対人関係のヤツはバッサリ全部ダメですね。まあ、不得意ジャンルは先生が言われるように見ないことにしましょう。
この10個のなかでスッと受け入れられるのは、「5. 基本、自分のことが好きである。」です。全人類のなかでだれが好き?って、やっぱり自分のことがまだマシです。でも、大切にはできていないなあ。たとえば、自分の顔って興味がなくて写真を1枚も持っていないんです。卒業アルバムとかもすぐに捨てちゃったし、こういうのは自分を粗末にしているなあと最近気づくようになってきました。
だけど、先生にしょっちゅう「自分を大切にしましょう」と言われ続けているので、近ごろようやく自分の行動を見直しつつあります。他人のことはともかく、まず自分を大事にするって、考えてみればシンプルだし、自分をもっと好きになる作戦を立てるのは、なかなか楽しいしおもしろいです。
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