カウンセラー養成講座でもある「ビリーフリセット・リーダーズ講座」にZoomで参加した。3月からはじまったこの講座も今日でもう3回目。3月と4月は東京まで受講しに行ったが、今日・明日はZoomにした。リアル受講ではなくZoomを選んだのは、ピアノを弾く時間を確保したかったからだ。
前回前々回とも、リアル受講のために早朝新幹線で行く→東京で一泊→翌日新幹線で深夜に帰宅ってやると疲れ切って、そのあと一週間ぐらいほとんどピアノを練習できなくなってしまった。
私とおなじ地方の参加者でも、二十代のヒトなんかは往復夜行バスで、帰りのバスが月曜早朝に到着したらそのまま会社に出勤している。いや、そんな離れワザができるのは若いときだけだねえ。私も長年夜行バスでしか東京に行ったことがなかったけど、数年前からバスで眠れなくなったから、今年からはじめて新幹線を使うことにした。
新幹線はすっごく早くて快適だったが、自宅でZoom受講にしてみたら、うえぇぇ~っ?! こ、こんなにラクなセミナー、生まれてはじめて!と感激した。そりゃもう、開始時刻のちょっと前に起きてちょちょっと上のみ着替えて、パソコンでZoomにつなぐだけだからね。
そして、スタッフのかたがたの尽力のおかげで、ものすごく明瞭な音声と映像でストレスフリーなのだ。Zoom受講生だけでグルーピングして、おたがいにワークをできるのもリアル受講とまったく変わらない。4月からZoomを導入してくれたけど、さらにいっそう進化していてすごかった。
1日目の今日は「投影とジャッジメント」というテーマで、心理学では定番なのだが、「知っている」と「すっかり腑に落ちている」のあいだにはまだまだ距離があるなあ。
けれども、大塚あやこさんの公開デモ・セッションはいつもどおり感動的で、私もたくさんの気づきを与えてもらえた。Zoomだからというデメリットはほとんど感じなかった。はじめてZoom受講してわかったが、脳ミソってかなり「補う能力」があるんだろうね。
てか、そもそもテレビが普及していて、すでにこれだけ影響力があると実証されているのだから、セミナーがZoomになってもクオリティにほとんど差がなくて当たり前か。むしろメリットが大きすぎかも。
私はいまもまだ体調不良なので大移動しなくてすごく助かった。で、午前中のワークのとちゅうに下痢に見舞われたが、平気でさっさとトイレに行けた。具合悪いんだってば。トイレのなかでキバりながらもみんなのワークの音声は聞こえた。「春子さん、帰って来ないね」って言ってた。トイレ、15分もかかったんだよ。
受講中あぐらかけるのもラク。居眠りしそうになったら、自分の映像をオフにしたらいいだけ。休憩時間はすかさずピアノを練習する。おかげで今日も2時間は弾けた。なんかいいことづくめだなあ。どうしていままでセミナーはリアルがほとんどだったのかふしぎ。ホント、こんな変化が生じたのは恩恵じゃないの?
で、私自身がこれまでほとんど勉強できていないことも白状して、これもラクになった。セッション記録も書いていないし、課題図書の感想文も出していない。「前回の講座のあとからずーっと体調悪くて」って弱音を吐いたら、みなさん、「それでいいよ~」って言ってくれた。
Zoomだと、調子悪くてだら~っとしながらでもみんなの話を聴けていい。リアルの場合、目の前にご本人がいるのだからちゃんと聴かないと!って緊張して疲れて、おしまいのほうはヘロヘロになってたけど、今日は最後までリラックスしてみんなの発言を聴けた。ひさしぶりにみんなの顔が見られてうれしかったなあ。