※「ピアノレッスン第97回 その1|「お宝」をもらえる回数って、じつはあと〇回と決まっている」はこちら。
▼バッハ:フランス組曲第6番ジーグ → またまた不合格。
うっかり速めのテンポで弾いちゃった。
安全に弾けるヤツより2割増しぐらいミエ張っちゃった。
そしたら、やっぱりおもくそまちがうし音抜けるし傷だらけになったのだが、先生「音はだいぶ抜けましたが、とても楽しい演奏でしたね」とのこと。
わあ、うれしいなあ。
というのも、長いあいだずっと、どの曲を弾いても、先生からしょっちゅう「もっと楽しく」と言われつづけてきたのよね。
あれはいったいなんだったんだろ?
自分ではじゅうぶん楽しく感じているつもりだったから、う~ん、どうしよう?と、いつもとまどった。
けれども、2ヵ月ほど前ぐらいからかね、ツェルニーをたっぷり練習するようにして、少しずつ速く弾けるようになってきて……
ああ、そうだ!
それまでは、思うように指が動かないもどかしさにウンザリしていたな。ゲンナリしてた。
「ウンザリだのゲンナリだの」が「楽しさ」を上回っていたかもね。
だから、もっさりモタモタ停滞した演奏しかできなかったのか。
しかし、ちょっとずつ速く弾く「弾きかた」を身体が学習しはじめた。
すると、たまに「らしく」弾けたりする。
そう、この「それっぽく弾ける」って、ものすごく楽しくてうれしいんだよね!
あ、それでかー。聴いているひとにも「楽しさ」がちゃんと伝わるようになるのか。
けれども、合格にはならなかったよ。
先生「もう少し安心して楽しく弾けるように仕上げましょう」
た、たしかに。いま、ギリギリ崖っぷち、ハラハラしっぱなしなので、「安心」はまことにその通りでございます。
でも、このジーグは、フランス組曲のほんとに最後の最後の踊りだもんね。
とっても堂々とタンタンタン|タンタンタン!と刻んだり、かと思ったら、ぐい~んぐい~んとまるでジェットコースターみたいに上がったり下がったり、じつにダイナミックで豪快な踊りなんだよね。
もう一週間練習できるのは、ふふ、うれしいっす。ウチで練習するときは、ケツで拍子取るんだべ。暗譜もしようっと!
〔臨時のお知らせ〕
すみません。
めまいがヒドくて、これ以上書けないので、いったんココで中断します~
明日、つづきを書きますね~
寝たら治ると思う。
早くよくして、ケツ振ってバッハ弾きたい。