2年11ヵ月かかってアマゾンで売れた本

ちょうど3年前から「アマゾンマーケットプレイス」で古本の販売をはじめました。っていうと、なんかガッツリ商売して儲かっているような感じですが、いやまったく全然おカネにならないです。

はじめてからしばらくはがんばっていたんですが、運悪く両親の介護をしなくてはならなくなって、途中からほとんど何もできなくなりました。

私はわりと本が好きなので、ブックオフや古本屋で見つけた本を、アマゾンに出品して売るという仕事は楽しかったんですけどね。

いわゆる「せどり」なのですが、どんな本を仕入れたらいいかは、スマホアプリで調べればわかるので、だれでもカンタンにできます。ま、よりカンタンなのはポイント稼ぎだと思いますが。

アマゾンで高く売れる本は、かなりはっきりした傾向がありまして、発行部数の少ない専門書などはまちがいなく高値で売れます。

逆に値崩れしてしまっている本は1円でしか売れません。これも明らかな基準があって、大手出版社の本は高く売れないんです。集英社、講談社、小学館、角川書店などは軒並み1円です。十二分に売れているので中古市場も飽和状態なのです。

このあたりの感覚は、始めたばかりのころはまだあいまいでした。ブックオフで手に取って、すごくキレいな本だと「わあ、こんなにキレいだから売れそう!」なんて甘いことを考えたりしていました。

そういった失敗仕入れ本のひとつが「神様に出会える 聖地めぐりガイド」でした。2015年3月にブックオフで200円で仕入れたのですが、ず~~~っと売れませんでした。まあ1円に値下げすれば売れなくはないのですが、そうはせずじっと待っていました。

仕入れるときにちょっと迷いはありました。朝日新聞出版だから値崩れするかなあ? でも、とっても状態のいいキレいな本だったんです。帯もピカピカでまるで新品みたい。こんなにキレいな本が田舎のブックオフで眠っているのは惜しいなあ。そんな気持ちでつい仕入れた本でした。

しかし、その本がついに売れました! 仕入れてから2年11ヵ月ぶりです。注文画面を見たとき、ほぉ~っとため息が出ました。販売価格は580円、そこからアマゾンの手数料441円を差し引くと、入金は139円です。仕入れ値が200円なので、61円の赤字になってしまいましたが、ようやく売れたうれしさのほうが大きかったです。