ポイントサイトの矛盾

ポイントサイトから小銭をもらう毎日が続いています。しかし、そもそもポイントサイトの目的は、私に小銭を渡すことではありません。ポイントサイトは、じつは私にモノやサービスを買って欲しいわけです。小銭をチラつかせて足しげくサイトに通わせて、でも、最終的にはナニカを買うことを期待しているわけです。

ですから、ポイントサイトで目にするのは、当然ながら広告ばかりということになります。無料コンテンツを利用することは、すなわち広告を大量に目にすることになります。

広告そのものについては、ひとによって好き嫌いが分かれると思います。私の母は、テレビCMが全然気にならないひとでした。しかし父はかなりCMが嫌いで、CMが始まるとテレビの音を消していました。

私は父譲りで基本的にCMが苦手です。自分の興味ないモノが目の前でチラチラするのがうっとうしいのです。しかも私は変人なので、世間一般のひとが興味を持つものにほとんど関心がありません。

ということで、ポイントサイトでも大量の広告にかなりウンザリしています。しかし、広告主あってのポイントサイト。そもそも私がいただく小銭は、もとを辿れば広告主がポイントサイトに払ったお金の一部です。ですから、広告にゲンナリするのは筋違いなわけです。

そこいらあたりを踏まえて、淡々粛々と広告をながめているのですが、うむ、やっぱり買って欲しいんだよね。と、妙に複雑な心境になります。

ポイントサイトで稼げるお金は、時給に直すと50~60円くらいです。少なく思えるかもしれませんが、それでも5時間もがんばれば300円ほどになって、一日の食費がほとんどまかなえます。

ウチに引きこもっていても食費が稼げる仕事なんてポイントくらいしかありません。それですっかり気に入って毎日ポチポチやっているのですが、時給60円に慣れてしまうと、お金の価値がすっかり変わってしまって、100円が1,000円ほどの値打ちに思えてくるのです。

そうなると、ポイントサイトで仮にもし魅力的な広告を見かけても、価格が1,000円ともなれば、それはちょうど1万円に感じられて、とてもじゃないけど買えないような高額商品に見えてしまうのです。

まあ、100円の商品ならば→1,000円に感じられるので買ってもいいかと思えますが、ネット通販で100円のものなんて売っていません。

時給60円にすっかりなじんで、毎日楽しくポチポチやっています。しかし財布のヒモはいよいよ堅さを増すばかり。こんな私に、果たしてどの広告がどんな商品を買わすことができるのでしょうか?

1円拾いに没頭しているおばちゃんに、1,000円以上の支払いをさせるのは至難の業だと思うのですが、今後私の気持ちがどう変わるのか興味深いところなのです。