ポイント稼ぎとせどりの違い

ネットで稼ぐひとつの方法として、3年前からせどりを細々やっています。ブックオフや古本屋で、売れそうな本をサーチして仕入れます。何十冊かたまったらアマゾンの倉庫に送って、アマゾンマーケットプレイスで売るやり方です。

「安く仕入れて高く売る」という商売の基本がわかって勉強になります。私は、高校を卒業したあとふつうの会社に就職して、事務の仕事を長くやっていました。あて名書きや伝票作りといった単純作業ばかりでしたので、これといった知識やスキルはなにも身に付きませんでした。会社なので、どこかで商売はしていたはずなんですが、自分が関わることはなかったので結局商売のしくみはわからないままでした。

それが、せどりをはじめてからは「商売とはなにか?」がとてもよくわかったのです。自分の手で実際に商品を仕入れて、それを売ってみると、やっぱり商売の流れが実感できておもしろいものです。

さて、今年からは「ポイント稼ぎ」をはじめました。いまで丸2ヵ月たったわけですが、このポイント稼ぎというのは、どうにも奇妙な稼ぎかたです。

おもにやっているのは、アンケート。そしてたくさんのゲーム。ときどき広告を利用して、銀行口座開設・資料請求・メルマガ登録。

本格的なアンケートサイト(マクロミルなど)でもらうポイントは、いちおうアンケートの謝礼です。これはまだ理解できます。私も、謝礼に見合うように、自分の購入履歴などをできるだけ細かく調べて回答しています。ひとつのアンケートに30分以上かかることもあるので、なんとなく「自分の労働に対する対価」という実感を持つことができます。

モヤモヤするのは、ゲームや広告案件ですね。これでもらうポイントっていったい何なんでしょう?

いや、ポイントサイトの目的はハッキリしています。ゲームの最中はどっさり広告が挟まれるので、つまりその商品やサービスを買って欲しいわけです。広告案件ももちろん、その商品を継続して買って欲しいから、とりあえず最初はポイントをプレゼントしてくれるのです。

けれども、せっかく広告で教えてもらった商品・サービスは、そのほとんどが興味のないものです。とくに、私は変わり者なのでふつうのひとをターゲットにした商品はまったく合いません。唯一反応する商品が本なのですが、これも新しく買うのはやめることにしました。

するとねえ、やっぱりあまりいい心地がしませんね。ほぼ買わないとわかっているのに、広告をベースにしたコンテンツでポイントをもらうのは、いい気分ではありません。

まあ、ポイントサイトもそういう「ポイントをもらうだけで一切買わない貧乏人」が、ある程度混ざっていることは織り込み済みだろうと思います。だから、そんなに気にしないでいいものでしょう。

ただ、せどりでは「商売をしているなあ」という実感があっただけに、ポイント稼ぎは、その稼ぎの大きさのわりにぜんぜん「働いている」ような手ごたえがなくてとまどっています。