私にとって危険なお店

昨日は会場モニターでほぼ一日出かけていました。田舎住まいなので会場まで片道2時間40分もかかります。お金も時間もかけて都会に出たついでに、帰りはお店に寄り道しました。

とは言っても、毎日ちまちまポイント稼ぎをしているだけに、ずいぶんケチ臭くなっています。ポイントなんて時給になおせばせいぜい50円くらいです。「タダG」のように時給15円のものもあります。おかげで財布のヒモが超絶堅くなっていて、ふだん食料品以外買い物をすることがめったにありません。

けれども、いまちょうど無印良品で10%オフセールをやっています。半年ほど前から欲しいものがあったので、都会にしかない無印のお店に行ってみました。お目当ての品は、半透明のプラスチックの容器です。砂糖を入れておきたかったのですが、300円→270円なのでこのくらいならいいかな?

それだけにしておくつもりだったのですが、お店の中をフラフラしているうちについもう一つカゴに入れてしまいました。クスリ入れにしたくて小さな容器、140円→126円。

本当は風呂そうじ用のスポンジも欲しかったのですが、250円→225円もします。スポンジなんか百円ショップで十分なのですが、私は色付きのスポンジが苦手なんです。貧乏なクセに「色」にはミョーなこだわりがあって、基本的に白、茶、シルバー以外の色があると落ち着かないんです。ピンクやブルーのスポンジは拒絶反応を引き起こします。

無印の真っ白なスポンジは、私の心を激しく揺さぶります。美しいスポンジを選ぶべきか? それとも225円→4時間半のポイント稼ぎを選ぶべきか? アタマに血が上って冷静に判断できないので、いったんスポンジ売り場を離れて歩きながら考えました。

スポンジは変色が早いものです。百均で色付きスポンジを買ったとしてもいずれ地味な色に変色してくれるでしょう。そうであれば225円もするスポンジはぜいたく過ぎます。やっと気持ちを定めて、私はスポンジ売り場に戻ることなく確かな足取りでレジに向かいました。

ああ、自分を律することができてなんとすばらしい!と感動したのもつかの間、無印を出たら次にケユカに引っかかってしまいました。そこで、たいへん具合のいいブラシを発見したのです! 台所の排水溝を掃除するのにぴったりのブラシです。私を打ちのめしたのは茶色の柄でした。

茶色の柄! いま使っているのは青い柄なんです。で、その青がものすごくイヤだったんです。ウチの部屋から青色はすべて追放したいんです。さっきスポンジをガマンした反動でしょうか、私はその茶色の柄を握りしめてそのままレジに突進してしまいました。ケユカはべつにセールをしていないので378円もしました。

かくして、節約精神などみごとに吹き飛んで合計774円もの買い物をしてしまいました。無印、ケユカは私の好みにぴったりなので非常に危険な存在です。なるべく近づかないのがいちばんです。