悪魔のささやき?にあらがえなくて

知り合いに貸していたお金がコロンとまるまる返ってきました。私にとってはけっこうな大金ですが、さてコレをどうする? マトモで堅実な50代だったらきっと定期預金に預けるはずです。

そうそう、私もこのお金は元々定期預金にしてあったんですよ。アノ香川銀行セルフうどん支店で、超金利トッピング定期預金にしていたんです。年利0.25%という破格の高金利で運用していました。ええと、1年で数百円しか金利が付かないのに「運用」ってのもアレですが、でもまあ、ちゃんと預金していたんです。

しかしいま、私のココロは揺れ動いています。当たり前のように、老後の備えとして定期にしておくのは果たして正解だろうか?

なぜこんな疑問を持つようになったかというと、じつは父の死がきっかけでした。昨年3月に父が85才で亡くなったのですが、そうすると「ああ、ヒトの一生ってこういうものなんだな」という実感がヒシヒシと湧いてきたのです。私は父によく似ています。趣味や考えかたもそっくりです。ですから、父がやりたかったこととか非常によくわかる。やりたいのに結局できなくて残念だったなという思いもよくわかる。

父がやりたかったことのひとつに「長旅」があります。クルマで勝手気ままにのんびり旅行することを、父はあこがれていました。無口な父でしたから、私ともめったに話しませんでしたが、一度だけその夢を聞いたことがあります。父にしてはめずらしく饒舌に「ええやろなあ、時間を気にせんと何日でもずっと回れたら」と語っていました。

そして、じつは私もそういった長旅が大好きなのです。まあ、放浪癖があるんですよね。昔クルマや原付バイクでやったことがありますが、いまはなにも持っていません。それになんだか出不精になってしまってここしばらく旅行にはごぶさたです。

けれども、その悪いクセがまたぶり返してきそうなんです。このお金で、ホレ、クルマ買えるじゃん?という悪魔のささやき。うっふん。

体力のおとろえも、誘惑に拍車をかけています。年々足腰が弱ってきているので、いつまでシャンとしていられるかまったく自信がない。それに、なにか大きな病気でもしたら体力もお金もあっという間に吹き飛んでしまいます。1年後に同じ状態である保障すらありません。

ふっふっふ、この手の理由っていくらでも湧いてくるもんですなあ。ああ、55才! 夢を夢のままで終わらせるなんて悔しい。やりたいことにどっぷり浸かる人生にしたいよなあ……

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