道の駅で温泉と車中泊

ようやくクルマを発進させてヨタヨタと道路に出ました。お店に来てから2時間以上たっているのでもうクタクタです。さいわいすぐにコンビニが見つかりました。でもね、はは、駐車するのが一苦労。なかなか停められなくてすっごく時間がかかったら、隣に停まっていたおっちゃんにめっちゃニラまれました。おっちゃん、クルマを出したかったんですね。いや、そんなもん全然気が付きませんがな。

コンビニでおにぎりを食べて一服したあと、今夜の宿泊地の道の駅へ行くことにしました。そこの道の駅は温泉も併設されています。クルマ屋さんで、私が「今日はとてもじゃないけどイエまで帰れないので道の駅に泊まります」と話していたら、あのかわい子ちゃんが「あ、温泉が休みじゃないかしら?」と言ってスマホですぐに調べてくれました。大丈夫、今日は営業日でした。

さて、ナビのセットに20分くらいかけて、また恐る恐る出発しました。これねえ、ナビがなかったらどっこも行かれやしませんね。私が免許を取ったのは15年前でしたが、もうナビは当たり前に普及していたと思います。ナビがなかったら絶対運転できないなあ。

あ、でも私はナビがあっても平気で迷います。「300m先、左方向です」って言われても、その300mがわからんのんですよ。で、曲がりそこねる。まあ、ナビはアホが運転していても辛抱づよく案内しなおしてくれますが、いつまでたってもたどり着けなくて、自転車で行ったほうがうんと早かったときもありました。

さてさてなんとか運転しているんですが、なんかねえ、まっすぐ走れない。たぶん怖くてハンドルを持つ手に力が入りすぎているんだと思いますが、ヘナヘナ車体がゆらいで千鳥足でございます。スピードは40kmがマックス。どうかすると20kmぐらいのときもあり。ただ、このあたりは田舎でクルマがすごく少ないので助かりました。

40分ほどかけて、ようやっと道の駅にたどり着いてやれやれ。雨がべしょべしょ降っているし、慣れない運転で疲れ切っているし、気分はダダ下がりです。とにかくまず温泉に入ることにしました。平日だからでしょうか、とても空いています。それにまだ新しくてきれいな施設。露天風呂もありました。ふう、数年ぶりに入りましたよ。雨降りでもひさしがありました。極楽、極楽。

レストランもあったので、しょうが焼き定食を食べました。680円。安いのにおいしかったです。

快適な休憩室もありました。本を読んでのんびり過ごします。だれもいませんでしたね。

さて、そろそろ帰ろうかなと思って荷物を整理しはじめたのですが、う~んと、バスのなかで使うものとそうじゃないものとをわけて……と考えていて、ありゃりゃ、今日はバスじゃないよ、クルマで寝るんじゃん!と思い出しました。いつも夜行バスなのでそのクセなんですよね。

これはうれしいカン違いで、ああ、ほんとうにクルマを買ったんだなあとしみじみ喜びを味わいながら道の駅の建物をあとにしました。それにしても雨はかなり激しく降っていて、クルマから出入りするたびにずいぶん濡れてしまいます。しかもかなり寒い。寝袋を持ってきたので早々にもぐりこみます。

もうあたりは真っ暗。クルマの屋根にあたる雨音を聞いているとうら寂しい思いが募ります。こういう夜は幾度となく経験していますが、それでも私はふらふらとさまよいたくなってしまう。知らない土地でたったひとりで眠ることが好きなのです。解放感とわびしさがないまぜになった気分にひたりたいのです。

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