ヘタレ運転、やっとガソリンを入れて高速に乗る?

買ったばかりのクルマのなかではじめて車中泊をしましたが、やっぱりよく眠れませんでした。環境の激変(自宅から230kmも離れたところ、お金がゴッソリ減ったこと)も原因ですが、いちばんの理由は、自分で運転して帰らないといけなくて、それが心配でしょうがなかったからです。

夜中に何度も目が覚めて、とうとう朝の4時44分にはパッチリ目が開いたきりになってしまいました。まあ、6時間ほど寝ているからなんとかなるでしょう。外も薄明るくなってきているので、缶コーヒーを買ってきて飲んだり、昨日の残り物のパンを食べたり、ナビをセットしたり、そしてやっと5時54分に出発しました。

しかし、ふと見るとガソリンがほとんどありません。うむ、ケチ臭いクルマ屋です。せめて3分の1ぐらいはサービスしてぇな。しょうがないのでまたナビの取説を眺め倒してガソリンスタンドを探します。いちばん近いところはエネオス。やった! 楽天スーパーポイントが貯まるはずです。でもね、セルフですよ。

で、ヨタヨタ運転していって、オロオロクルマを停めて、さあて、どうやってガソリン入れるんだろ? なんか昨日説明してもらった気がするんですが、さっぱり思い出せません。しかたがないので、今度はクルマの取説を引っぱりだしてじっくり眺めます。

おお、そうか、座席の下にあるアレをこうするらしい。で、そのアレを引っぱったら、運転席ドアのすぐ左のところがパッコンと開きましたぜ! なんじゃこりゃ? こんなとこからガソリン入れるなんてヘンなクルマだなあ。

お次はセルフの機械なんですが、これもむずかしいねえ。一難去ってまた一難、説明を読んでもなかなか理解できません。二回三回読み直して、ふう、ようやく給油のノズルをクルマに突っ込みました。ああ、コレいやだなあ。昔やったことがあるんですが、いっつも心配になるんですよ。

ガソリン入れるのが止まらないんじゃないかと心配なんです。止まんなくて噴水みたいになったらどうしよう? ノズルを握りしめて硬直状態の私なんですが、給油はなかなか止まりません。くそぉ、ドケチなクルマ屋にもハラが立ってきましたが、ついにガコン!といきなり停止しました。やれやれ。

気を取り直して再出発、もう6時44分でした。ここから高速道路の入り口はかなり近い。いよいよ高速に乗るかと思うと血の気が引いてきましたが、そんなことにはお構いなしにナビのネエチャンは、やれアッチ行けだのコッチ行けだの、能天気に指図してきます。ちったぁ、こっちの身にもなってくれよと文句を言いたいところですが、結局ハイハイとそのとおりにハンドルを切るだけ。

若い小娘に翻弄される中年男よろしく、情け容赦ないネエチャンに言われるがまま、あっという間に高速に突入してしまいました。なにがなんだかわからないうちに本線に合流です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ランキングに参加しています。
応援してもらえたらとってもうれしいです。

タイトルとURLをコピーしました