「本来の自分」の取り扱い方

心理学ではよく、「顕在意識」と「潜在意識」のことが取り上げられます。私は厳密な定義とかは知らないのですが、ザックリと見れば次のとおりです。

◆顕在意識 → 自分でわかっている、認識できる意識。「アタマ」で考えていること。理性。全体の5%。
◆潜在意識 → 自分では知ることができない意識。本来の自分。感情。全体の95%。

たとえば、部屋の片付けをしたいんだけどなかなかできない場合。「片づけをしなきゃ」という顕在意識の命令に対し、潜在意識は「めんどくせ~、やりたないわ」と思っていたとすれば、片づけは実行できず、潜在意識のリードによってだらだらネットやテレビになっちゃいます。

「アタマ」ではわかっているけど「感情」がついていかないから、結局できません~というヤツです。潜在意識はとてもパワフルなんですよね。

最近になって、私はようやく潜在意識にちょっとつながれるような気がしてきました。まあ、潜在意識は自分ではわからないので、ぼんやりとつながれたかなあ?という感覚ですね。

こういうのはヒトによっていろんなやり方があると思いますが、私は「潜在意識にキャラクターを持たせる」とイメージが湧きやすいみたいです。具体的には、昨日できたてホヤホヤの「ナマケモノちゃん」ですね。

ナマケモノちゃんがどんなコかあれこれ考えていると、なんとなく「本来の自分」がわかるような気がします。まだまだコドモで、遊ぶことが大好き。気まぐれ。いたずら好きでチョコマカしている。でもしょっちゅう寝ている。う~ん、ネコみたいですかね。

「自分が自分の味方でいてあげる」というコトバが好きなんですが、それを自分にあてはめると「いつもナマケモノちゃんの味方でいてあげる」ことかなあと思います。ナマケモノちゃんってこんなんじゃ全然社会に通用しなくて、とてもじゃないけどパートとか勤まらない。

そのことを仮にダレかに非難されたとしても、「いやいや、ナマケモノちゃんはそのままでいいんだよ。なにも変わらなくていいんだよ」ってにっこり笑ってあげる。こういうのが「自分を大切にする、ありのままの自分を受け入れる」ってことかなあと考えています。

できれば、ナマケモノちゃんがもう少し成長して、ちょびっとでもオトナになれたら、ナマケモノちゃん自身の世界が広がるんですけど、それができるかどうかもナマケモノちゃん次第だなあ。私(顕在意識)がどうこうできるモノではないし、それをしてはいけない。ナマケモノちゃんの伸びしろ次第ってことですよね。

それで、ナマケモノちゃんが「好きなこと、やりたいこと」を考えるようにしています。このコがのびのび振る舞える分野を探してあげたいかな。

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