お金の管理ができなくなった

うん、いよいよ私の認知機能もそんな具合になってきたか……というわけではなくて、まあ、めんどくさくて放ったらかしなのだ。5月末までは、毎日ほぼ欠かさず家計簿をつけていた。それは、少ない収入をやりくりするためであったし、そういう数字を管理するのがけっこう好きだったからだ。

それで、好きこのんでチマチマとレシートの数字をエクセルの表に入力していたんだが、6月に入ってから全然できなくなってしまった。そして、5月中に入金になったネット収入も把握していない。結局、自分軸になってきたら、お金のことがイイカゲンになったのだ。

たしかにここ最近、お金に対する気もちが変わってきた。以前は「ああ、1億円が降ってこないかなあ」としょっちゅう思っていた。お金さえ潤沢にあれば、いまよりももっと幸せになれると思っていたからだ。

いまは少しちがう。まあ、お金はやっぱりたくさんあるほうがいい。でも、1億円はいらんな。そんなにたくさん絶対に使いきれない。自分には、大金を使いこなせる能力がないとハッキリわかった。

「他人軸をやめる=他者評価をやめる=ヒトにどう思われるか気にならない」となったら、私はなんにもする意欲がなくなってしまった。ホント、ガックリするんだけど、要するに私がこれまでやってきた行動って、ほとんどすべてが「他人に評価されるため」にやってきたことだったのだ。

働くのも勉強するのもヒトに愛想よくするのも、すべてダレカに「エラいねえ」とか「スゴいねえ」とか「いいヒトだねえ」とか言われたいがためにやってきた。なにかしらがんばったら「自分がこの世界に存在していい」という許可がもらえるような気がして、がんばってきたのだ。

でも、自分軸になったら、自分が自分に「うん、あんたはそのままでOK!」と言うだけのハナシ。自分でホメるだけ。他人はいらない。だから、もうがんばらなくていい。

そうしたらなんにもできなくなってしまって、いまのところ、ネットと図書館とクルマがあればそれでパラダイスなのだ。じつは、コレももうちょっと削れる。ネットとクルマは割愛してもいい。最終的に、私は図書館さえあれば生きていけるだろう。

だから、いまはお金を使う気力もあまり湧いてこない。めんどくさいのだ。どこか旅行に行こうか?と検索してみても、日程を考えるのもメンドー、予約もメンドー、べつに行かなくてもいいやとなってしまった。

これまで小銭も大切にしてきたけれど、まあそれもどっちでもいいやという気分なので、家計簿やネット収入管理に手を付ける気になれない。たぶんこれでいいんだと思う。

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