今日は「就職活動日」ということで訓練校はお休み。起きたらとてもいい天気だったので、そうだ、ダム湖に行ってひなたぼっこしながら、就職について熟考しよう!と思いつく。すぐにクルマを転がして3ヵ月ぶりにダムを訪れた。
先日の台風のせいで、まだまだ水は濁っており水位もかなり高い。いままで聞いたこともないような放流のとどろきに仰天する。調べてみると、まだ満水時水位を上回っているので放流しているらしい。今日でようやく、10月22日の最高水位から3m低くなった。
ダムに来ているひとたちも、みんな考えることは同じみたいで、ダム堤の上から放流の様子を一所懸命のぞきこんでは、あっちのほうがよく見えるとか、あのへんまで水が上がったらしいとか、さかんに言い合っている。
存分にダムを観察したのちは、周辺の遊歩道をぷらぷら歩き、クルマに戻ってからいつものように昼寝。鳥の声や木々のざわめきを聞きながらうつらうつら。ああ、至福のひとときだ。そうだよね、結局これだけで十分なんだよね。たまにドライブして自然に触れるだけで、私は最高に幸せになれるんだ。
そうしたら、まあ、あのヤバいほど好きな会社でなくてもいいかなあと思えてきた。べつにほかの会社でもいいよ。ご縁があって働けるところだったらどこでもいいよ。きっとどこで働いても、私も周りのひとも幸せでいられるような気がした。
帰りは、ユニクロに寄ってズボンを一着購入、ダイソーへも行って一品購入。田舎じゃけえのう、ダイソーもクルマでないと行けないんよ。
ウチに戻ってからは、またハロワの求人検索に励む。いろいろ見ているうちに、そうだなあ、昔々に取った資格を使う仕事はどうかね?と思いはじめた。その資格は21才のときに取った。いまから34年前のことだから、その内容はほとんど忘れている。
まあ、その資格を仕事で使えるようにするためには、免許証みたいなものを申請しないといけない。試験に合格しただけでは仕事で使えないのだ。で、その免許証もどきは5年ごとに更新が必要で、そのたんびにおカネがかかるらしいので、結局その資格証を申請しないでほったらかしていた。
放置しているうちに34年も過ぎてしまって、合格証書すら原本はなく、スキャンしたファイルしか手元に残っていない。そんなので資格証を発行してもらえるのかね? 調べると、合格してから1年以上過ぎている場合は「法定講習」を受講しないといけないらしい。1年どころか34年もたっている。
他にも「2年以上実務経験がないと〇〇講習が必要」とかいろいろメンドウなことがあるらしい。実務経験なんてないっス! うわあ、使えるようになるまでけっこうタイヘンなんだ。そもそも、そんな大昔に勉強した内容なんてなんにも覚えていないから、うへへ、それで仕事するなんて超ウケるんですけど!
まあいいや。例のヤバい会社から「お祈りメール」が来てから、この化石資格をどうするか検討しよう。