はじめての面接

いやまあ、10月下旬より就活を開始してから「はじめて」の面接だ。就活用スーツとバッグと靴はもちろんのこと、髪も染めておいたし、ワックスでセットもやって、化粧もした。化粧なんか30年ほどやってなくて、気分はオカマだ。女装なんてしたくないけど、就職のためにはガマンする。

遠近両用コンタクトレンズも、短時間でも毎日装着しているのでずいぶん慣れていい感じ。とりあえず「見た目は非常に大切」らしいので、ゴマかせるところはすべてゴマかす。

で、その会社(ホントは会社じゃない組織)は、隣の駅で、ウチから20分のところにある。このぐらい近いと通勤はラクだよなあ。

応募者が16人もいるらしいのでビビッていたが、今日の面接は5人だけのよう。待合室が設けられていて、そこで待機。いっしょに待っていた4人はみな女性で40代ぐらい。スーツを着ているのは私だけで、他のひとは普段着姿だ。なんか居心地わりぃ。

モゾモゾしていたら一番に呼ばれたのは、私だった。面接室に入ったら、3人の面接官が居並んでいて超びっくり! かなり緊張したけど、そんなに突拍子もない質問はなくて助かった。訊かれたことは「この会社を知っていたか?」「前職はなぜ辞めたのか?」「勤務時間はいつがいいか?」「健康上、問題はないか?」「いつから勤務できるか?」といった穏当な問い。

あと、やっぱり「なんでこんな資格を取ったのか?」と例のケッタイな資格について尋ねられた。前職についても、けっこう根掘り葉掘り訊かれた。よく考えたら、前職でアピールできる点もいろいろあったのに、その場では全然思いつかなかった。私、何も考えとらんな。

唐突に「〇〇〇〇というソフトを知っていますか?」と訊かれたが、いや、そんなん知らんがな。そしたら、一人の面接官が「Accessのようなソフトで……」と言ってくれたので、「ああ、Accessならデキるので、そのソフトもすぐ使えると思います」と大ボラを吹いといた。うん、確か20年前にやったよな。

最後に「なにか質問はありますか?」と訊かれたので、「もし、差し支えなければ、どのような人材を希望されているかを教えてください」と頼んでみた。じつは、この質問、面接対策本に載っていたヤツで、コレ訊いてみたかったんだよね。今後の面接にも活かせるし。

そうしたら、3人の面接官のかたがそれぞれ、とてもていねいに答えてくれた。具体的な仕事内容の説明もしてくれて、こうこう、こういう仕事だからコレコレができるひとが欲しいとか、こういうヒトは困るとか、非常にくわしく教えてくださる。

とくに、3人目の面接官のかたは、その職種ならではのたいへん重みのある内容を話してくださった。思わずハッとして居ずまいを正したくなるような言葉だった。そのかたは、もう年配だったが、長年そういう思いでずっとその仕事をされてきたのだろう。

面接が終わっても、そのかたの言葉がずっと心に残っていた。そして、そういう思いで勤務しているひとたちの中で、できることなら自分も働いてみたいなあと、たぶん落ちてしまうだろうけど、そんな風に思ってしまった。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ランキングに参加しています。
応援してもらえたらとってもうれしいです。