まだよくわからない不思議な仕事

「どんな仕事か、日常生活である程度わかる会社」というのは、やっぱりスーパーとかコンビニだろう。自分がしょっちゅう利用するから、そこでどんな仕事をしているか簡単にイメージできる。でも、ふつうの生活で接する機会がない会社は、いったい何をやっているのか皆目わからない。

いまの会社に入社して1ヵ月少しが過ぎたけど、ホンマ、この仕事を他人に説明するとしたら難儀なこっちゃ。ずいぶん特殊な仕事だと思う。コレに従事しているひと、しかもパートのおばはんっちゅうのはかなり少数だと思う。

いちおう大きな会社だが、仕事の指示をするのは私の上司おひとりだけで、まあ実質この上司だけに雇われているような感じ。給料の出処も会社ではなく、別勘定のお金から支払われている。ちょっとめずらしい職種だと思うが、徐々にその体系にも慣れてきた。

入社してから1回目の締め切りは1月9日で、なにがなんだかわからないまま夢中で仕上げて、ミスもあったけどいちおう完了。そして、別の課題に取り組んでいて今日はそいつの締め切りだった。これは3年に1度巡ってくる仕事だそうだ。

朝一番から上司もその仕上げに集中していて、あれこれ言われるがままに私が修正し、最終的にあるところへどど~んとメールで送信した。全部で50ページくらいあった。で、そのあるところから、すぐに訂正の指示が来て、またまた上司からいろいろ指示があり、さらに上司が電話でやりとりしてごちゃごちゃ錯綜したあげく、まあなんでもいいからとにかく仕上げて再送信。

あるところからはそれっきり何も言って来なかった。すると上司は「う~ん、これはウマくいきそうだ!」と目を輝かせて、しまいには「よし! 宴の準備をしてもいいくらいだ!」と声を上げる。そもそも、このかたは仕事がおもしろくなると鼻唄が漏れ出るくらいのひとなので、この大型案件が首尾よく行きそうで喜びが隠せない様子。

私はついうっかり、うまくリアクションができないでいたが、上司はそんな私のことなど眼中になくて、ひとしきり室内でウキウキされていたあとは、隣室まで出向いていって、そこにいるひとたちにもあれこれ夢中で話しておられる。どうかすると踊り出しそうなくらいの勢いで、いやいやウマく進みそうでホントよかった。

まだ仕事の本質がわからないので、上司のお気もちとかなり温度差があるなあ。すごく喜んでおられて、それは私もとてもうれしいが、その値打ちを理解できないのが残念。そりゃまあ、すぐにわからないのは当然かもしれないが、少しでも早くわかるようになりたいかな。

ともあれ、ひとつ大きなヤマを越えたのでほっとした。次はどんな課題だろう? ルーチンワークがほとんどないので、どの仕事もお初ばかりだ。それに統計の勉強もしないといけない。統計セミナーも近づいてきたし、そろそろ本気で勉強しないとエラいことになりそう。

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