今日、上司は遠方へ出張。なので、みんな適度にのびのびと仕事している。私ももちろんゆるゆるマイペース、てか、べつに上司がいてもマイペースでしかできないよね。やることはたくさんあって、しかもおもしろいヤツがわんさかあるので楽しくチマチマと。
お昼休み、隣室の若い女性が声をかけてくれたのでいっしょに行った。まだ二十代前半のひとなので、私みたいなおばさんは敬遠されているかなあ?と思っていたら、ちっともそうじゃなくて、「ゆっくりお話したいと思ってました~」と笑顔。
彼女は「いちばん言いたかったのは……髪、染めましたよね?」とひと言。おやまあ、気づいてくれてうれしい。「うん、そう。もう就職したからかまわないかな?と思ってピンクにしたの」「わかります、ピンクですよね?」
そういう彼女もとてもキレイな髪色で、なんという色なのか尋ねたら「グレージュ」という色らしい。ふふ、コノ私が髪の色のハナシをしているのも笑っちゃうが、でも若いひととこんな話ができるのも楽しいな~
ちょっとしたウワサ話や、この会社は居心地がいいね~とか、いいひとばかりだね~とか、やっぱり彼女もそう思っているんだなあと再確認。いい話もちょびっとグチもお互いに話せてとても楽しかった。
でも思い返すと、以前に勤めていた会社ではこんなに対人関係を大切にしていなかった。なんだか、仕事さえしてりゃいいでしょ?みたいな感じでやっていたな。
転機になったのは、職業訓練でみんなが仲良くしてくれたことで、あのときからひとの好意にちゃんと気づけるようになったと思う。カウンセラー先生が言われていたけど、「落とした鉛筆を拾ってくれても、それは『愛』です」。私に接してくれるひとの「愛」に気づいて感謝できるようになると、とてもいい方向に向かうみたいだ。
ご縁があってここの会社で働けるのだから、ひととの出会いも大切にしたい。
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