ちょっくらデート

今日はまた上司が出張で、午後6時には仕事をやめて、隣室の女性Iさんといっしょに晩ごはんを食べに行った。おとなしくて控えめな女の子で、なんかこういう女性と仲良くしている自分がスゴく不思議だけど、Iさんにはなんでも話せるし、いっしょにいてちっとも疲れない。

とても細やかな気遣いをするひとで、私の話をゆっくり聞いてくれるのでついついグチもこぼしてしまう。いやでも、グチをこぼしたかったらべつにいいかもねえ。最近はできるだけ自分の気もちにすなおになって、ムリをしないようにしている。

それにしても、去年さんざん心理学セミナーに通ってあーだこーだやった甲斐があって、ヒトといっしょでもそんなに疲れなくなってうれしい。当たり前らしいが、まずは自分が好きなひとと付き合うことで、自分の内面が変わってくると、なぜか勝手にいいひとと出会えるようにもなる。

Iさんは、そろそろ結婚したいそうなので、婚活についても話していたが、私はコッチ方面はまったく不勉強なのでかなり困る。でも、Iさんはホンマお嫁さんがぴったりのひとなので、早く結婚してしあわせになってほしい。おるんよね、お嫁さんという職業がぴったりこんのひとって。

私は、このIさんのお母さんとちょうど同い年なのだが、どういうわけかIさんは私といっしょにごはんを食べてくれる。なんか不思議。それに、以前私は男女を問わず、しっかりした切れ者タイプが好みだったのに、なぜかこのほんわかかわいいIさんといるのが楽しい。ま、楽しいからまたいっしょにごはん食べよう。

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