行きたい会社が見つかった

いまの会社を5月末に辞めて、じゃあ6月からどうしようか?とつらつら考えていた。ハロワの求人を検索しても、あまり行きたいところがなくてやる気が出ない。

と、ここまでが昨日の状況だった。今日検索してみたら、あんれまあ、お好みの求人が出てるじゃない。工場の事務で、最低時給だけど残業がないらしい。「なし」とハッキリ書いてある。なんかもう、いま考えると「残業なし」が光ってみえるべ。

それに工場ってのが魅力的。私はおっさんなのでそーゆーのが好きなんです。毎日工場に通って黙々と事務仕事するのってなんかいいなあ。そういえば、私の父方の祖父は工員だったので、もしかしたらじいちゃんのお誘いか?

じいちゃんとは一度も話をしたことがなかった。まだ私が小さいとき、父の実家の縁側に、じいちゃんがいつも椅子に座っているのを見た覚えはあるが、話しかけなかったんだよね。話してみたい気はしていたけどね。

父が80を過ぎて脳梗塞で寝たきりになり、そのときは最後のチャンスと思って、父の両親のこともいろいろ聞き出した。父に「おじいちゃんってどんなひとだった?」と尋ねると、「ぜんっぜん怒らへんひと。ばあちゃんのケツに敷かれてぺっしゃんこ。でも、アンパン買うてくれたよ」とのこと。

父の遺品のなかには、じいちゃんに関する記録もあった。じいちゃんは幼いころ養子に出されており、それから小学校を卒業すると同時に工場に勤めて、55才の定年まで働き続けていた。エラいねえ、妻子を養うためにずーっと働いていたんだ。じいちゃんよ、孫はどこに勤めても1年ともたないアカンタレやけど、きっと怒らへんのやね。

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