「欲」に流されずに自分を大切にする

自己肯定感の低さゆえに、また自爆(いまの勤め先を辞めること)してしまった。心理学では「すべての問題は自作自演」だというので、では今回どうして辞めることになったのか?というと、これは「あんた、自分の価値を認めてないでしょ? ホレ、それに気づいてほしいんで『潜在意識』が細工して、だから退職という問題が起きたんだべ」ということになる。

確かに、いまの仕事は責任が重すぎてストレスを感じていたのに、自分ではその重圧を「見ないように」していた。そのぐらいで音を上げていたら「自分は根性がなくて価値がない」と思っていたからだ。

でも、本当はしんどかったんだ。そのホンネを見て見ぬふりしていたけど、この間、友だちがくれたラインで目が覚めた。ああ、私はこの仕事を続けたくなかったんだ。以前の私だったら、まだホンネを認めなかったかもしれないけど、いまは心理学をそこそこ勉強していただけに、さっさと白旗を揚げた。

「根性がない自分」をそれで良しとしたのだ。いいよね、根性なくたって。すぐに仕事辞めたって。そういう自分を認めるための課題として、今度の問題が起こったのだととらえることにした。

それで、せっかくだからさらにもっと、自分のホンネに鋭敏になろうとしているけど、これって案外むずかしい。カウンセラー先生がしばしば言われるけれど「欲」に流されると、結果として自分に「不快」をもたらすことになる。

今日も、美容院に行った帰り、デパートに寄ってさんざん洋服を見てから、腹が減ったんでやにわにホットケーキを食ったんだが、巨大なホットケーキ2個は多すぎた。胃にもたれて苦しくなった。サンプルを見たとき、うわ、デカいと思ったのに食っちまったんだよね。

丸一日自分を楽しませるということもけっこうむずかしい。自分で好き勝手にふるまうだけではうまくいかない。よく先生は「自分を『大切な特別なひと』として扱いましょう」と言うけど、ホント、自分のことを客観的に距離を置いて見て、どうすればこのひとがベストな状態になるかな?と考えないといけない。

それって、やっぱり親の子に対する愛情のようなものなんだろうな。賢明な親なら「小さめのケーキでもおいしいよ」と言うだろう。一朝一夕ではできないけど、少しずつトレーニング。

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