北海道放浪9日目|憧れのサロベツ原野を歩き回る

7:00起床。車内室温22.5度。今朝は雲ひとつない快晴だ。とても眺めのいい駐車場で朝を迎える。

オートキャンプ場を見下ろす。遠くの海岸線は稚内へと続く。

8:50 道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」出発。

途中、道の駅「富士見」でソフトクリームを食べる。数年ぶりかな。旅行中にソフトって定番だよね。

「ツーリングマップル」によると、国道ではなく、開拓農道町道浜更岸線のほうがよいとのこと。それにしたがったらこの眺め! 海沿いの牧草地をまっすぐつらぬく道をたどる。これぞ北海道。

道道106号線にある「サロベツ原野駐車公園」。

ずいぶん大きく見えるようになってきた利尻島。サロベツ原野の緑が目に沁みる。

12:19 幌延ビジターセンター到着。サロベツ原野で有名なのは「パンケ沼」。このビジターセンターから木道でパンケ沼まで歩くことができる。

気もちがいいので、ビジターセンター前のベンチで昼食。

通りがかりの男性が「展望塔はいいですよ。私はいつも登ります」と言う。その男性はそのあとすぐにクルマで出発してしまったが、ナンバーを見ると私と同じところだった。おやまあ、同じ地域から来ているとわかって、さりげなく教えてくれたんだな。

その展望塔から望む長沼。パンケ沼はまだ見えない。

同じく展望塔から、利尻島と幌延ビジターセンター。

同じく展望塔から、四方に広がっているサロベツ原野。

それでは木道をたどってみる。すぐに長沼が見えてきた。

沼といっても、よく澄んだ水。あたりは鳥の声がいっぱいで、歩いているとホコホコしあわせになる。

最初に多いのはシダ。ヤマドリゼンマイというらしい。シダの緑の海が続く。

途中からササが多くなってくる。湿原が乾燥してくるとササが増えてくるそうだ。

1.6kmほど進んだところで木道が水に浸かっている。ビジターセンターで注意書きがあった。先日の大雨の影響だろう。しかたがないので引き返す。

木道冠水がなかったら、そのままパンケ沼まで歩いて行けたのだが、木道ではなくてクルマで直接パンケ沼へ行けるらしい。14:40 幌延ビジターセンターを出発、15:00 パンケ沼園地到着。

やっとパンケ沼を見られた。

非常に大きくて湖のよう。幌延ビジターセンター付近では数人歩いているひとがいたが、こちらはだれもいない。聞こえるのは鳥の声だけ。

せっかく来たので木道をまた歩いてみる。最初はこんなふうにモシャモシャしてやや見通しが悪い。

ところが、しだいに植生の背が低くなり、白樺も見えていい雰囲気になる。

遠くに見える展望デッキまで行ってみることにする。

あれ、展望デッキに登る階段がくずれていた。残念。また引き返す。あと戻りばかりしているけど、何度歩いてもいい景色ばかりなので楽しい。

パンケ沼園地の駐車場に無事戻ってきて、16:07 出発。

16:40 豊富温泉ふれあいセンター到着。

ここのお湯は石油成分が含まれているそうで「油風呂」と呼ばれているらしい。お湯の表面は虹色の油膜が浮いているし、少し油のにおいがした。

食堂も併設されている。

ジンギスカン鍋が有名だそうで注文。周りのひともほとんどジンギスカンを食べている。

思ったより肉がやわらかいし、タレがしつこくなくておいしかった。

今日は申し分のないお天気で大満足。豊富温泉内の駐車場で車中泊。23:00就寝。

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