北海道放浪47日目|雨の東藻琴でゆるゆるうだうだ

8:40起床。車内温度19.4度。今日も雨が降っている。しっかり本降りの雨だ。雨音を聞きながらうつらうつら、心ゆくまで惰眠をむさぼる。

晴れていると、やれアソコへ行かなくちゃとか、ドコソコをいまのうちに見ておかないといかん、と気もそぞろになってバタバタしてしまうが、朝から雨だといい意味であきらめがつく。ああ、たまにはのんびりしなはれっちゅうことだね。

いや、いつものんびりしているつもりだけど、観光地に出向いてあーだこーだしていると、やっぱり忙しいし落ち着かない。今日はここ道の駅「ノンキーランドひがしもこと」のある東藻琴でゆっくりしよう。

午前中はゆるゆるとクルマのなかを片づけたり、ガイドブックをながめたり。

昼食は道の駅にあるレストランへ。去年オープンしたばかりだからきれいだね。

塩ラーメンを注文。10分ほど待ったかな?

スマホをながめていたからぜんぜん気にしていないのに、ラーメンを運んできた中年男性は「お待たせしました」と、ハッとするほどていねいに低い声で言ってくれた。
これは本当にびっくりした。こんなに心がこもった話しかたって、レストランのサービスでははじめてだ。

あまりにも驚いたので、接客ってなんだろう?とつらつら考えながらラーメンをすすった。このあいだ泊まったホテルの接客もすばらしかった。ただ、それはプロとしてのソツのなさもいくぶんか感じられて、しかしそれはそれで満足できるいい接客だった。

でも、さっきの男性からは「プロとしていいサービスを提供したい」というような意図はまったくうかがえず、むしろ純粋に人柄のよさがにじみ出た誠実な応対だった。私なんかがエラそうにこんなことを書くのもなんだけどね。

けれども、ほんの一瞬でもそういうひとに出会えたことがうれしかった。誠実ということがどういうものかを教えてもらえたような気がした。

ずっと雨が降っているので遠くへ行く気がしない。すぐ近くの「ひがしもこと乳酪館」へ行ってみる。東藻琴の特産、チーズについての施設だ。小さいけれどまだ新しくてきれい。

年代物のアルミ製集乳缶、気に入ったなあ。

下の階へ降りると、

チーズを製造しているところを見学できる。

わあ、全部手作りなのでびっくり。じっさいにチーズを手で折りたたんだり伸ばしたりといった作業をしている。タイヘンだ。

最終的に熟成されているチーズたち。

さっそくチーズを食べたくなったものの、ラーメンでお腹がいっぱい。しかたがないのでコーヒーを飲みながら、外の雨をぼーっとながめる。

家族連れのひとたちがぽつぽつ訪れては、ソフトクリームを食べて、じきに帰っていく。そんな様子をときおり見ながらただただぼーっとしていた。
ふと気づいたが、雨には鎮静作用があるんだな。心が凪いでいくのを感じる。

さて温泉、これもすぐ近くの「ふれあいセンターフロックス温泉」へ。

なぜか骨董品でカオスになっている休憩室。

目の高さにある大きな時計。

いやいや、浴場はとても広いし、お湯もよく効きそうな茶色でたいへんよかった。

道の駅の向かいにはセイコーマートがあるし、もうちょい先にはセブン-イレブンもある。道の駅とコンビニと温泉、この3つさえあれば申し分なく車中泊できる。

結局、今日の走行距離はたった3.5kmだったけど、雨でも楽しい東藻琴だ。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ にほんブログ村 ランキングに参加しています。
応援してもらえたらとってもうれしいです。