北海道放浪61日目|アンモナイト600個がひしめく三笠市立博物館

7:00起床。車内温度20.0度。くもっている。ひさしく青空を見ていない。そして、晴れていないと気分が浮かない私は、自分軸ではなく「天気軸」で生きているんだとげんなりする。

軸問題はともかく、ウダウダ朝のしたくをして道の駅「スタープラザ芦別」を遅くに出発。
芦別から南下している国道452号線は、意外にも交通量がほどほどある山道でけっこうしんどかった。

そして、迫力のある「三段滝」を見物。こんな山奥なのに外国人観光客も来ていてびっくり。ここを経由して富良野に行くのかな?

私はさらに南下して、途中で西に折れて「三笠市立博物館」へ。くもっていると施設めぐりをしたくなる。

どこに入っても仰天しているが、ここでは巨大アンモナイトの化石にあぜんとする。日本最大直径138cmのものも展示されている。

やっぱり大きいというだけで感動する。これは化石ではなく実物大模型だが、世界最大のアンモナイトは直径2.5mもおます。

フロアにずらりと並んだアンモナイトは圧巻。

アンモナイトはイカ・タコの仲間で、中生代の海でめちゃくそ繁栄した。いまから約1億年前だ。ぜんぜん知らなかったが、日本では北海道でいちばんたくさん見つかるらしい。

ここの博物館は国内最大のコレクションを誇るそうで、これでもかこれでもかとアンモナイト。

こないにぎょうさんあると見飽きてくるので、おもしろいと思うのは、こげなイボイボのヤツとか、

渦を巻いていない「異常巻き」とか。現代アートみたいだ。

外国の標本もあって、びっしりアンモナイトだらけのはドイツ。

ほかの化石も見られる。でかい「三葉虫」もあるし、

ゴキブリもおる。コヤツは1億年前のゴキブリ化石。ゴキブリって「ゴキブリ目」なんだ。「科」のうえの階級の「目」で、へええ、ゴキブリを見直した。

特別展示室で、こども向けの科学本とコラボ企画で、

進化の歴史を勉強できるけれど、私は恐竜にあまり興味がないんだよね。

恐竜より、生きたオウムガイを見たくなった。オウムガイはアンモナイトと似ているし、5億年前から姿がほとんど変わらないらしい。すげー!

博物館には、化石以外の展示もあり興味深い。三笠市出身の医師ふたりについて、書斎が再現されていたり、

文化勲章などもならべられて、

授賞式に着用した礼服まで展示されていた。名士だったんだねえ。

幌内炭鉱の展示室もあり、

炭鉱で使われていた機器類も展示されている。

全般的にとてもおもしろかったが、どちらかというと旧来型の展示かなあ。ズラズラならべてあって、文字の解説をがんばって読まないといけない。
そのあたりは「北の大地の水族館」や「網走監獄」にくらべると、私にはちょっとたいへんだった。
イメージや演出を重要視した最新の展示方法は、やっぱりわかりやすいしおもしろいんだよね。

そうはいっても、こうして「じっさいになにかをはじめて見る」という体験はとてもいい刺激になる。本を読んだりネットを見たりするより、はるかに大きなインパクトがあって、自分のなかで少しだけ変化が生じるような気がする。

そして、三笠市街にある道の駅「三笠」へ。

道の駅「三笠」は、平成5年に北海道で一番最初に登録された道の駅。アンモナイトといっしょに記念撮影できる。

おみやげ用のアンモナイトも売っている。どこもかしこもアンモナイトだらけ。

ここは第1号の道の駅というだけに、たいへん広い敷地にいろいろ施設が充実していて、「楽市楽座」という商店街もある。

そこにあるベーカリーで朝のパンを買った。

おなじく併設の温泉「太古の湯」。ネーミングもいいし、

大浴場の天井が非常に高く、黒い柱や梁がはるか上方まで組まれ、しっくいの壁、黒石の床が使われて、たいへん重厚な湯殿だった。これまでいろいろな大浴場を見てきたが、天然素材をきわめた和風温泉としては、ここがいちばん気に入った。

今夜は、そのまま道の駅「三笠」で車中泊。アンモナイトの夢を見そうだね。

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