北海道放浪79日目|太平洋フェリー「いしかり」で苫小牧から名古屋へ

まず、昨日2018年9月15日にフェリーに乗船してからの様子を書いておく。

太平洋フェリーに乗るのははじめてだ。昔北海道に行くときは新日本海フェリーばかりだった。
今回も往きは新日本海フェリー、しかし帰りは太平洋フェリーにしてみた。

インフォメーションで部屋のカードキーを受け取って、

エレベーターで上階にあがる。吹き抜けがシンプルでいいね。

長い廊下を歩いて奥へ。「いしかり」は全長約200mもあるフェリーだ。

カードキーを差し込むとカギが開く。このカードは最後には持って帰っていいらしい。

シックなツインルーム。

小さなロッカーとタオルなど。2泊3日の行程なのでタオルは2組用意されていた。

自分のウチが5畳ワンルームだから、広いなあ、うれしいなあ、永住しようかなあ。

窓側に追加ベッドにもなるソファー。デスクも広くてパソコンが使いやすい。

陸のほうが見える部屋を選べた。港のあかりが見える。

テレビは壁にはめ込み式ですっきりしている。

お茶のセットとポット。

その下に冷蔵庫も。

ユニットバスは一面にアクセントクロスを貼ってあって、壁紙が好きな私はなでてよろこぶ。

おお、床のタイルもポイントが高い。インテリア全般、なかなか好みに合っていてとても居心地がいい。

船での食事はぜんぶバイキングになっている。

「ブッフェ」とかむつかしいことを言わずに「バイキング」だ。おばちゃんにもわかりやすいよ。

そんなに凝った料理ではないけれども、

老若男女だれもが食べられそうなものばかり。

牛モモ肉の薄いステーキがやわらかくておいしい。これはおかわりした。
別腹メニュー、いま「和風甘味」特集だそうで黒ゴマプリンが意外にあっさりして美味。

レストランも広いので、ひとりでも4人用テーブルを使えた。

プロムナードの壁にもお皿をかざってあっていい感じ。

午後8時から1時間ちょっとラウンジショー。エレクトーン演奏者がとてもきれいな女性。

エレクトーンとピアノ、それぞれソロとデュオを数曲ずつ。

ピアノ、弱音がよかったなあ。やっぱりクラシック畑のひとだそうだ。
おふたりともトークもおもしろくて漫才みたいだった。フェリーでのミニコンサートは楽しいね。

で、ショーが終わったのが9時すぎ、それから風呂に入ってあーだこーだして、ブログをもっちゃもっちゃ書いて、船上Wi-Fiが弱すぎてアップに長時間かかり、結局寝たのが3時だった。

いくらなんでもおそすぎるが、いやあ、いつもこんな調子で、だからパートに出ても使いモノにならないんだよ。

今朝は8時半に目が覚めた。
朝食タイムは7時半から9時までなのでギリギリ間に合った。

バイキングは好きなものをちょっとずつ食べられるからいいな。

でも、温かいものが冷めてしまうのが少し残念。

途中、仙台港に寄港する。

そのうち昼食。動かないのでおなかが空かないクセに、見たら食べたくなる。

今日は廃人と化していた。
やっぱり長旅の疲れが出てきたかね。眠いような眠くないようなあいまいな具合なので、ベッドにひっくり返ってぼーっとしつづける。

まだ天気がよくて窓からは青い海が見える。

今回の放浪で海のよさを再認識した。島武意海岸や神威岬のシャコタンブルー、すごかったなあ。

昼寝をしたかったのに、ふとんをかぶっても眠れない。はは、まだ旅の興奮が覚めないんだ。
午後からもミニコンサートがあったが、けだるいので行かなかった。

夕方ごろからめずらしく少し揺れていた。大きなゆったりした揺れは、寝ていると揺りかごのようで心地よい。

気がつくと、もう日が暮れかけていた。

あっという間に日が沈む。

なにもしないで、日がな一日海を見ていた。

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