1月が終わる。そして、新しいパートをはじめてちょうど1ヵ月たった。週3日勤務なので、今月は11日間働いた。
さて、ひさしぶりに仕事をした感想だが、「働くってなんかしんどい。めんどくさい。やっぱりすっごくイヤ」。
身もフタもないけど、そういうのが実感だ。
以前は、「働くのが大キラい」という自分のホンネに気づくことができず、自分をゴマかしていたので、ココまでイヤと感じていなかった。
しかしイヤというホンネを意識できなくても、結局体調が悪くなったり、いきなりヤメたくなったり、どっちにしても最終的にはケツを割っていた。
いまはだな、出勤第1日めからむちゃくそイヤだった。
まあ、そういうホンネをさいしょから自覚できているだけでも健全でいいんだが、やっぱりイヤなのは変わりがない。
もちろん「仕事のメリット」はたくさんある。
なによりも給料がもらえる。まだ1回ももろてへんけど、来月下旬にはたぶんもらえる。とにかくシフトに出るだけでゼニコがもらえるなんてすばらしい。
そして、いろいろと勉強になる。会社や仕事や、世の中のしくみ全般を勉強することができる。
で、会社の同僚や上司、お客さんとか、おおぜいのヒトと接することで、これまた勉強になる。
そのほかにも、早起きが習慣になって生活リズムがととのったし、通勤はウォーキングにもなっていて、健康面でもプラスだ。
というように、さまざまなメリットがあるわけだけど、なんぼメリットがあってもイヤな気分は払拭されない。
イヤなもんはイヤで、出勤の前日からどんよりしているし、当日の朝も最悪だし、仕事中も「はよ終われ」しか考えてないし、次の日が休みでうれしいのもちょっとだけで、どうせまた出勤せんならんと思ってどんよりする。
この無限ループがこのさき何年もつづくのかと思うと、ホンマ発狂しそうやわ。
ゼニコのために、こんな罰ゲームを延々とやらんといかんのかね?
けれども、以前とはちがって、「がんばって」仕事をしようと思わなくなって、その点はすっごくラクになった。
要するに「周りのヒトから認められよう」とは思わなくなったので、ラクチンになったのだ。
なんべん注意されてもヘラヘラしているだけで、しばらくするとナニを注意されたのか?も忘れている。
備忘録もたまにしかつくらないので、けっこう同じことばかり言われるけど、「すいませーん」とヘラヘラしている。
「コイツはあかんヤツやなあ」とだれからも思われているだろうけど、べつになんとも思わなくなってしまった。
そりゃね、単なるメシの種としてやってるわけだから、気合が入らなくて当たり前で、テキトーなんだよな。
片手間でやってるだけだから、まあどうでもいいやと力が抜けている。
私としては、そのほうが自分にとってはもちろん、たぶん周りのヒトにもいいんじゃないかと思っている。
たしかどこかのカウンセラーが書いていたけど、「眉間にシワよせて100点とるヤツより、ヘラヘラして15点のヤツのほうがいい」らしい。
いまの私は、「ちゃんとまちがえないように仕事をしよう」なんて思わないので、その分余裕があって、ときどき周りのヒトのやさしさとかに気づくようになった。
「自分がちゃんとして、自分ができるようになって」ではなく、「ワシ、ちっともできひんけど、そうか、いまこのヒト、私のことを考えて『こうしたら?』って言ってくれたんだな」とかたまにわかるようになった。
なんかやっぱりそのほうがウマくいくような感じだなあ。
ダメ人間の看板ぶらさげていて、しょっちゅう注意されて、でもカエルのツラにしょんべんで、ぜんぜん気にせずヘラヘラしてるっつーキャラがけっこう似合っている。
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