なるほど、「妥協」ってこんなふうに誘惑してくるんだね

休みの日なのでゆっくり寝た。
とはいっても、なかなか連続して眠れない。何度も中途覚醒しながら、まあでも8時間は眠れたようだ。

どうもココロの奥底のマグマがエグいわ。
ブワブワたぎっていて、ときおりボワ~ッと噴き上げてくる。

ああでも、きっと「生の原動力」なんだろね。
いちばん大元の原初的なエネルギーのような感じ。すごいモンがあるなあって思っちまう。

なのに、外を見上げたら快晴じゃないか!
昼前になっていたけど、いそいそと二上山をめざす。

▼この小道を歩くときがいちばんしあわせ。
20190404二上山 (1)岩屋峠付近
心臓の具合がちょっとずつよくなってきた。ゆっくりなら登れる。だいじょうぶ。
一所懸命「正常」に戻ろうとしているカラダに、ありがとうとつぶやく。

▼どっしりと「大和葛城山」。いつ見てもどっしり。揺るぎのないお手本。
20190404二上山 (2)大和葛城山を望む▼そして、すがすがしい雌岳山頂に到着。
20190404二上山 (3)雌岳山頂▼この日時計を見ると、ほっとする。
20190404二上山 (5)雌岳山頂日時計
万葉集には、二上山を詠んだ歌がいくつかある。二上山は古来より神聖な山として崇められてきた。
その頂きに巨大な日時計を設置したのは、秀逸なはからいだなあ。悠久の時に思いをはせる。

▼頂上は気温が低い。桜はまだ一分咲きぐらい。ふふ、これからこれから。
20190404二上山 (4)雌岳山頂の桜一分咲き▼少し降りてきて「万葉広場」。ここの桜もまだこれから。
20190404二上山 (6)万葉広場

▼ずーっと下って、もうふもとに近い「古代池広場」では黄色い花が輝いていた。
20190404二上山 (7)古代池広場
それで?
いやあ、二上山ってしあわせになりすぎるわ。
もうこれだけでじゅうぶんだ。あまりにも満たされ過ぎてしまう。

というのが実感なんだけど、そうするとふとこう思ってしまった。

べつに二上山だけでもいいじゃん?
いまさら苦労して受験勉強するなんて、そんなことしなくてももうしあわせじゃん?
金剛山もあるよ。ドライブだけでも楽しいよ。ぼーっとひなたぼっこするだけでも満足できちゃうよ。

ははあ、「妥協」ってヤツはこないして誘惑しよるんや。

いやいや、いまのワシはその手には乗らへんで。
ワシはもう決めたんや。「某芸術大学」へ行くことに、もう決定したんや。

だから、いかに二上山が魅力的でも、いやべつに両方とも手に入れたってちっともかまわないよね。
そう、タダの欲ばりになるだけのハナシ。

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