先輩のパートさんに「春子さん、やっと声が出るようになったね」と言われて、そういえばちょっとマシにしゃべれるようになったかなあ?と気づいた。
2月下旬から体調くずして、ずーっと早朝覚醒やら動悸やら下痢やらダルさしんどさに悩まされていた。
もうじき3ヵ月になるやん? こんなに長いあいだ具合が悪いのははじめてで、なんか調子悪いのが当たり前になりつつある。
仕事してるときがいっちゃんしんどい。
電話番の仕事なんだけど、しゃべると動悸がヒドくなるから、ささやき声でこなしとったわ。
たまーに「なにゆーてんのかわからん」っちゅうお客サンもおったけど、そんなに怒られなかった。
60代のパートさんが多い職場なのに、いやもうみなさん元気元気。
でもってやさしいヒトばっかしなんで、もう甘えてさせてもらって、しんどいことはみんなやってもらった。
年上のヒトが大半だと、57才のワシでもけっこう年下扱いで、たまに「なにしよんの? このコ、おもろいわ」とか言われたりする。
まるでおっ母さんみたいに、あれこれ世話を焼いてくれる先輩さんもいたりとか、まあホント、居心地のいいところなんだ。
で、たしかに今日のしんどさはマシだった。
じゃあ、ピアノがんばろうと思って、朝ちょっと弾いて、仕事から帰ってウチでまた弾いて、夜からはアップライトの練習室で弾いて、合計3時間44分練習した。
ピアノの練習は、仕事にくらべたらすっごくラクチンで、おもしろいからナンボでもできるんだけど、夜からの練習はさすがにしんどなってきた。
どの曲も1回弾くたんびにクタクタになる。それに、アレも出来てない、コレも出来てないって傷だらけだし、部分練習やったからといって、すぐに弾けるわけでもないし、ふう、疲れたわあ。
このごろようやく、生ピアノと電子ピアノのちがいがわかってきたかね。
電子ピアノの最大の欠点は「どう弾いてもキレイな音が出る」ことだと思うな。
そりゃま、「汚い音が出ちゃう設計」なんてわざわざしないから当たり前だろうけど、電子ピアノだけで練習していたら、生ピアノでキレイな音を出すのは非常にむずかしい。
てか、そもそも私は、生ピアノで出る「汚い音」というのがどういう音なのか?ということすらわかっていなかった。
ホント、ぜんっぜんわからなかった。どういうタッチのときに「汚い音」になるのか?ということもまったく知らなかった。
それを、いまのピアノの先生が「音色を聴き分ける、弾き分ける」ということを徹底的に教えてくれるので、徐々にわかるようになってきた。
なんとなくわかるようになってくると、やっぱり生ピアノの練習時間を増やしたいなあと思う。
でも、カラダの調子と相談かね?
いまちょっと具合よくなってきたけど、それでも練習室を借りるのはせいぜい週2回にしておいたほうがよさそう。まだまだ先は長いんだし。
明日はレッスンの日。
軽トラころがして、またあの非日常空間をめざす。