認知症と戦ってるうちに、ありゃもう明日が「アレ」なんです

仕事の備忘録は、もうすでに150ページを超えている。そのなかには、単に資料をコピーしただけのモノもあるけど、大半は手書きだ。フリクション(消せるボールペン)で書いてる。

なんでいまの時代に手書きやねん? んでも、会社のパソコンに私用ファイルを作ってはいけないからこうなる。ま、これまで勤めてきたパートでも「手書き主流」のところはけっこう多かったねえ。

そういえば、まえに行ってた会社で、パソコンで打ち出した書類をわざわざ手書きで要約書いたりとか、逆に下書きを手書きしてそれをパソコンで清書するとか、いろんなとこがおましたなあ。

紙資料のツラいところは、検索ができないコトだ。なので、これまでは仕事の「内容別」に備忘録を整理していた。
けれども、覚えられん。てか、そもそも「暗記する努力」をしとらんからね。

ピアノで「暗譜する努力」せんといて「暗譜でけへん」っちゅーて文句言ってるのと似てる。
いやいや、まだ暗譜のほうが努力しとったわ。先生から「次回暗譜」っ言われたらそりゃ暗譜します。歩きながらや運転しながらでもフレーズ暗譜しとりました。ふう。

さて、こないだ会社のエラいさんとベテラン社員さんのふたりから、暗に退職を迫られた。
理由ははっきり言ってくれた。「ここまで仕事が覚えられないヒトは、ウチの会社でははじめてです」

ワシも、こないに早うクビを言い渡された会社ははじめてや。でも、ホンネの話し合いってすがすがしいね。
会社の要望は「2ヵ月ぐらいで、いまいるパートさんたちと同じレベルになってほしい」とのこと。

う~ん、えっとさあ、ほかのヒトみんな長いんだよ。長くて9年、短くて4年だったかな?
2ヵ月で数年分のスキルってのは、ワシ不可能。なので「それは正直申し上げて私には非常にむずかしいですね」と言っといた。

でも、向こうさんは「なにかを見ながらの対応では間に合わない。お客さんが来られたら瞬時に応対してもらわないと困る」

ああ、そりゃあねえ、そんなふうに「要求する自由」はだれもが持っていてOKっス!
けどさ、その「要求」を受けるかどうか、それは「ワシの自由」でもあるのよ。

うん、だからおたがいに歩み寄りましょう!

と、ワシは勝手に決めて、四日まえからは「シフト開始45分まえに出勤して予習、シフト終了後45分復習」ってのをはじめた。
はいっ! やっぱ会社にいるとちゃんと勉強やりますのう。ウチにいるとピアノに逃げよるからあかんねん。

それから、備忘録の作り方を大きく変更した。これまでは「内容別」だったけど、「時系列」に変えたのだ。
会社はとにかく「ぜんぶ覚えてくれっ!」ってわけやから、なんでもいいから「発生したモンぜんぶ覚える」つもりでガンガン書いてくことにした。

まあ、そないして見返してみたら、だいたい「三日で更地になる」ことがわかってきた。毎日予習復習してるにもかかわらず、三日まえのことはきれいさっぱり「削除」されちまう。

マジで脳ミソ萎縮しとるんちゃうっ?! だからぁ、あさって「もの忘れ外来」行ってさぁ、MRI検査とかもしてもらうんやけど。

で、明日はなんだったっけ?
ああ、明日はクズマンションの売買契約やったわ。問題は、持ってくモンをぜんぜん準備しとらんことやね。
なにがいる? 実印? 印紙? 仲介手数料? ソレいまどこにある? わからん。忘れた。いまから探そうっと。

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