脳MRI「やや萎縮あるも認知症ではない」の診断直後、まさかの自損事故、めげずに記憶術セミナー受講

ヒトは「因果関係」がわかると納得するらしい。
「『こうこうコレコレの原因』があるから→『こうなった、ああなった』」という「関連」を見出せると腑に落ちる。

一週間まえに「もの忘れ外来」を受診して、今日はその結果についての診察だった。
精神科のお医者さんが頭部MRIの画像をパタパタパタッと見せてくれてこう言われた。

「年齢相当よりも脳全体にやや萎縮がありますが、大きな異常は見られませんね。萎縮も、たとえばアルツハイマー型認知症ならば内側側頭葉に現われますが、春子さんはそうではないです。脳梗塞や腫瘍もありません。先日の心理テストは満点に近かったです。ですから認知症ではありません」

そのコトバを聞いて、ワシは非常に納得した。
そうか、やっぱりそうやったんや。やっぱりたしかに脳ミソ縮んどるんや。

前々からオカしいと思ってた。ヒトよりももの忘れがエゲつないと感じてた。
なので、先生がせっかく「認知症ではありません」って言うてくれてるのに、ワシ「その画像、写真撮ってもええですか?」って訊いた。

先生「いやあ、これは外部には出せないんですよ」とのこと。ふうん、そうなん? 縮み具合をネットで調べたかったのに残念。

けれども認知症ではないことは確定した。
「そのことを会社に伝えてもかまいませんか?」
「もちろんけっこうです。そして、今後は発達障害などを検討してみましょう。日をあらためて別の心理テストと知能検査をやります。その結果を見て、向いている仕事向いていない仕事を考える方向です」

認知症じゃないとわかって安心したものの、「脳全体にやや萎縮がある」というのはなかなかコタえた。

「やっぱり」と「まさか」がないまぜになって混乱していた。
そう、もともと縮みつつある脳ミソが混乱したから、クルマの自損事故を起こしてもうた。


左のドアミラー、取れたわ。
あ、すんません、さすがにくわしいことは書く気力おまへん。

もの忘れ外来で「認知症じゃない」って宣告してもろて、その帰りに自損事故起こすって、いやあぁぁ、この展開ってなんなんっ?!

ちょうど昨日に、ディーラーから電話が入っていた。その履歴見て、ああうるせーな、また定期点検来いっちゅーハナシやろと放っといたけど、今日事故ってから蒼くなってすぐに電話した。ディーラーさん、ものすごく親切に対応を教えてくれた。ホンマ、ありがたかったわ。こんなときはヒトのやさしさが超絶身に沁みる。

ひと通り大騒ぎが収まったので、夜は予定通り「記憶術セミナー」へ出かけた。
行ってよかった。すばらしいセミナーだった。

講師のかたは、ギネス世界記録保有者でテレビ出演もよくされているヒトだそうで、ワシはテレビをほとんど見ないから知らなかったが、めちゃくそわかりやすくかつ実践的なセミナーだった。数字の羅列、ヒトの顔と名まえはもちろん、仕事の手順、資格試験対策など、およそ「記憶」に関することはすべて網羅していた。

とくに「興味がないことを覚える方法」に感銘を受けたねえ。数字の覚えかたもものすごく助かる。いま会社で「全商品の価格覚えてください」って言われてるから。

セミナーの具体的な内容は「極一部の親しい方以外には教えないで下さい」ということなので公表できない。ただ、記憶術そのものは本で読んだこともあるし、まえに「速読セミナー」に付随してちょっと習ったことがあり、なんとなく概要は知っているつもりだった。

しかし! 目の前で達人がその方法を披露してくれると、空恐ろしいほど迫力があるねえ。
ホンマ、名演奏をすぐそばで聴いているのとおんなじ、ナマで見ているからこそ体得できるモノがあるとヒシヒシ感じた。

というわけで、ま、たいそう充実した一日やったのう。

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