公開カウンセリング|自分ひとりではぜったいに出来ないこと

「起こることはすべて必然」なのだが、本日超弩級の変化に見舞われた。

3月から「カウンセラー養成講座」を受講する予定で、今日は「その技法」のカウンセリングのワークショップが開催された。ワークショップというのは「参加・体験型のセミナー」のことで、今回は、カウンセリングを受けたいヒトが手を挙げて、ジャンケンして、ふたりのヒトがみんなの前でカウンセリングを受けることになる。

カウンセリング1枠は90分。1回めは先生のお弟子さんが、2回めは先生ご自身がカウンセリングを行なう。

ワシ、例によって1回めから高々と手を差し伸べたが、ジャンケン負けた。だいたいよく負けるから慣れてて、気を取り直してお弟子さんのかたがやるカウンセラーをじっくり聴いた。90分という長時間のカウンセリングは、受けたこともないし見るのもはじめて。なかなかに疲れる。

いきなり深い井戸に降りていくようで、かなり怖い局面もあった。いや、そもそも今日はじめて会うヒトたち全員で、そんな深いトコロに潜っていくのが恐ろしすぎる。



などと思っていたのに、つぎ、2回めのジャンケンでなぜか勝ってしまったわ。決まったあとに空恐ろしくなったが、ただちに真ん前に出て、先生と斜め向かいに座り、すぐカウンセリングがはじまった。

さいしょは「ええと、時間の使いかたがヘタクソで、それがいっちゃん困ってます」とか言っていたけど、いつのまにかやっぱり「井戸に降りていく」。さすがに先生は瞬間に「あ、こっちの井戸でしょ?」とおわかりで、気がついたときには地下数十メートルぐらい降りている。

ワシが「ピアノのレッスンのとき、こんな気分になるんですよ」とか訴えたら、先生「ああ、それは『コレコレ』の問題ですよ」とホワイトボードにサラサラと説明書きされる。えっ?! ソレ、そんな井戸になるんっ?!と驚愕。

「そういえば、昨日の夜、パート先で先輩ふたりに『あのお客さん、このお客さん、なぜか春子さんには文句やグチを言う。私らには言わない』って不審がられた」、先生はまたも即座に「ああ、『自己定義』の問題ね」とパパーッとホワイトボードに書き連ねていく。



これはもうね、やっぱり自分ひとりではぜったいわからんね。「自分の背中を自分では見ることができない」ってよく言うけど、本当にそのとおり。数年ほど心理学を勉強してきたつもりだったけど、自分のことはサッパリ見えていない。要するに「どこに井戸掘ったらええねん?」ってことからわかれへん。

結局、「では、今日はココの井戸を深掘りしましょう」ってことになって、いや先生は井戸なんて言うてへんけど、ひとつテーマを決定して、いきなりこんどは数百メートルほど潜らされた。潜れば潜るほど苦しい。イタい。なかばヤケクソにならないと自己開示できないけど、真相が知りたいから無我夢中でやる。

ひとつ、ありありとわかったのが「『努力』じゃ仕事はつづかないよ」ってこと。「努力」なんてまったく関係なくて、「私はたいしたことない人間」だと堅く信じていることに由来して、仕事がつづかないと判明した。まあ、よく言われる「自己肯定感が低いから」。

なんだけど、いやあ、カウンセリングって「技法」によってものすごく大きなちがいがある。これまで受けてきたカウンセリングとは、あまりにもちがいすぎて茫然とした。核心に迫るスピードがダントツなのだ。「変化が速い」と定評のある先生なのだが、あっというまに「潜在意識の領域」まで沈み込んだ。



そういうあたりまで行っちまうと記憶がとぎれてるな。ああ、どこかの山の頂上でひなたぼっこしたね。先生の誘導でそういうとこにも行った。そんないい思いばかりじゃなくて、「母ちゃんとの延々バトル」もひさしぶりに全開した。

これまでさんざんあちこちのセミナーでやってきたけど、ああそうだ、ワシはパフォーマンスが好きだから、エグいハナシをみんなの前でするのも気もちよかった。そして、それをちゃんと聴いてくれるヒトたちのおかげでどんどん潜れたんだよね。

いちばん最後には「いのち」に対面した。それは、さいしょはろうそくの灯のような小さな炎に見えた。すると、炎はすぐに大きくなりまんまるのオレンジ色の球に変わり、温かみを放つようになった。そのオレンジの球を手のひらに受け取り、ゆっくりと自分の胸に収めた。

そんなことが起こるとは思ってもみなかった。ただぼんやりと、ああ人魂ってあんな感じやろなあと思った。

カウンセリングが終わったあとはフラフラだった。いまもまだぼーっとしている。先生とみなさんのおかげで、ただいま「再生中」なのである。

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