「たいしたことない人間」をヤメるために必要なこと

心理学関係のワークショップとかで、公開カウンセリング(このごろは「公開セッション」っていうかな)とか募る場面になると、率先して高々と手をあげる。当たったら、ドキドキしながらもいっちゃん前に出て、しゃーしゃーとカウンセリングを受ける。

で、ワシめっちゃしゃべりますねん。あのときはどうだった、こうだった、自分はこう思う、ああ感じた、ここらへんまでは予測がつくとか、なんぼでも言いよる。そういう自分を振りかえると、つまり「パフォーマンス」が好きなんだよねえってわかる。

むかしは、てか、ついちょっと前までは「パフォーマンス好き」って、ひゃー、自己顕示欲のカタマリじゃん?!とか思って、いやいや、そういうには出さんとこと思ってたけど、まあピアノ弾くっていうのももちろんパフォーマンスなんだよね。



ひたすらオノレのホンネに忠実になったら、ああ、はい、やっぱり人前でなんかするの好きです。うん、認めよう。いろんなモノをかなぐり捨てたら、人前でピアノを弾いてみたいし、セミナーもやってみたい。やりたいなら、べつにどんなことでもやってみたらええ。

ただし、「自分、たいしたことない人間」って思っている限り、それは永遠にかなわない。「いやー、ぜんぜんたいしたことないっス、ヘタクソっス、ほかのヒトのほうが断然いいから、コレは見ないでいいっス」なんて腰が引けてて、え?だれがそんなの見たり聴いたりするのっ?!

なので、まずは自分が自分を「高く評価」しないといけない。迷わず「高評価」をクリックできるようにならないといけない。ええと、ええと、そのためにはクオリティー上げないとねー。そのためには「努力」とか「工夫」とかせんとなあ。



今日はパートが休みだから丸一日空いていた。ならばずーっピアノの練習ができるかといえばそうでもない。もともと痛みがあるから、連続して弾ける時間は15~20分ぐらいだ。まあ雑用はいくらでもあるから、練習が分断されるのはべつにかまわない。

そして、限られた時間内で効果的な練習を考えてみる。メインは部分練習だ。曲のなかでいっちゃんヤバいとこからつぶしにかかる。先生が「そろそろ『速く弾くこと』をしましょう」と言われていたので、テンポも上げないといけない。

一時はアセりもあって、ほどほどのテンポで反復練習していたときもあったが、どうも思わしくない。やっぱり「ものすごく遅いテンポ」で「じっくり観察」しつつ、ほんの少しずつテンポを上げたほうが最終的にはマシになるとわかった。

▼バッハ:シンフォニア第15番、26~28小節目。シマシマのところね。約300回部分練習している箇所だけど、まだまだ。

ココ、こないだ先生に「ふふん」ってハナで嗤われたトコね。いやあ、ハナ先であしらわれてみるもんだね。なにクソって思って練習するやん? しかしっ!あらためてわかったけど「弾けないトコ」って少なくとも1,000回は練習せんとあかんのちゃう?

べつに練習するのはおもしろいんだけど、時間かかるしー、手も休めないといけないしー。けれども、練習すればするほど「ちょっとマシ」にはなってくる。理にかなった奏法でネチネチ練習しているとやっぱり変化はある。

なるほどね、だから一日6時間だの8だの10だのって数字が取りざたされるんだね。ピアノの先生も表立っては言われないけど、総合的な雰囲気から察するに「最低6時間」みたいなニュアンスだ。

今日は4時間24分が限度だった。う~ん、このままではいかん。とりあえず「目標:5時間」をめざしてみる。クオリティー上げたいんだったら「努力と工夫」は必須。

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