「練習」というのは「4桁の世界」か?!

だいたい「数でなんとかする」のが好き。なので、「日本百名山」とか即登りたくなって、おっしゃー!ぜんぶ登ったるでー!って鼻の穴ふくらませて5山か6山登ったら、じきに「日本三百名山」が気になって、どうせやるなら三百名山じゃーってことでそっちに移行したけど、270山ちょっとのところで遭難事故起こしたら急に腰が引けて、結局「日本三百名山」はケツ割りよった。

そういえば、ツェルニーの練習曲はいま「30番」をやってるけど、ええと、18曲合格になってて残りは12曲だ。これまでは「速く弾く」ことを求められていなかったので、かなり遅いテンポにもかかわらずボチボチ合格になってきた。

▼「そろそろ速く弾いてみましょうか?」とご指示がでたのは、バッハ:シンフォニア第15番。
いつも火曜日がレッスンなのだが、今週は先生の都合でお休み。練習期間が2週間ある。で、もうひとつ新しくシンフォニア第14番も合わせて課題になった。14番、むずかしいっスねえ。ぜんぜん弾けそうにない。放置。



ここしばらくシンフォニア15番ばかりネチネチやってた。バッハはタイヘンだけど好きだから楽しい。しんどくても延々やっちまう。
▼いっちゃん難所はここらへん。(26-28小節目)
シマシマ音符、速く弾けない。さいしょのうちはスローモーションみたいにゆっくり練習を繰り返していた。で、メトロノームを1個ずつ上げていく。1個上げるのに数十回かかる。しかしアタマ打ちになる。しょうがないから弾けるテンポでしつこく練習する。100回弾いてもまだ上げられない。

とうとう今日は、通算1,000回を超えた。でもまだ弾けない。手が痛いから15分ごとに雑用しながらだし、平日はあまり練習できない。それでも1,000回部分練習していて、だのにまだ弾けないという悲惨な状況っス。

明日からはシンフォニア第14番に取りかからないと、こんどはソイツの出来が悲惨になるに決まってる。シンフォニア皿回し。15番の皿を回しつつ、14番の皿も回しはじめないといけない。んで、14番にかまけすぎたら15番の皿が落ちるやろし、いったいなぜ好きこのんでこげな皿回しやってんだか、ふへへ。



「速く弾く」ための「弾きかた」というのは先週教わって、なるほどーとよくわかり、上の難所以外のシマシマはもうちょい速く弾けるようになっている。そんな1,000回もブッ込まなくても数百回でなんとかなりそうだ。

けれども、ややこしいトコをなんとかしようと思ったら、はああ、1,000回とかやらんとあかんのねと納得しつつある。数百回じゃ足りない。ケタがちがったわ。数千回の世界だね。練習ってそういうものかもしれない。

それにまだ初心者だもんね。13才でピアノやめて、それから44年後に再開して、いまでやっと10ヵ月だ。ホレ、まだ1年もたっとらん。シンフォニアで鼻血出そうなのが当たり前や。

てか、気がついたらなんかものすごいモノ弾いとるわっ! 指の独立なんて自明のことになっとって、声部の弾き分けも「ソコは音色を変えて」とかふつーにご指導が入る。はふはふ、そう言われたらすぐにサーッと弾けるのがふつーなんだろうかっ?!

ワシはできへんぞ。少なくとも数百回~千回以上の練習カマさないと弾けへんぞ。ま、おもろいからやるけど。

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