男を欲しいと恒常的に思っている女の「手順」

ずっと男でお困りの妹

今日ふと気がついた。

妹って、「男を見てから」好きになっているのか? いや、そうじゃないかもしれない。「男を見る」前の段階に、すでにもう「なにか」が存在しているのではないか? で、これは妹に限らず一般的に当てはまるかもしれないと思い至った。

それで、妹にメールで尋ねてみた。


【質問】T子ちゃんはどう思いますか?

あくまで「私が」「こうではないか?」と考えていることがあります。

たとえば、Aさん(♂)を好きになったとします。この場合、「Aさんだからこそ好きになった」とふつうは思いますよね? ほかのヒトじゃダメで、やっぱりAさんが好き!というのが「恋愛」だとします。とりあえず。


私は、恋愛というものは「Aさんだから」という「根拠のない好きさ加減」があってこそ恋愛だと思っていました。しかし、どうもそうではないような気がふと起こりました。

1.まず、男を欲しいと思う。
2.Aさん(♂)を好きになる。

この「1→2」という過程がホントはぴったりするように思えてきました。この1は、たぶん顕在意識には上らないと思います。
潜在意識下で「男が欲しい」とか「寂しい」とか「慰めて欲しい」という欲求がまずあって、それから、たまたま現実で出会う男性を好きになるのかなあ?
そんな気がする。

なので、どうやらAさんが何者であるか?は、顕在意識ではあまり理解していないような……
まあでも、潜在意識は優秀だから、やはり(そのときにたまたま)ぴったり来る相手をチョイスしているか。




【妹からの回答】

> たとえば、Aさん(♂)を好きになったとします。この場合、「Aさんだからこそ好きになった」とふつうは思いますよね?

いんにゃ。たまたま偶然だよ。

> 1.まず、男を欲しいと思う。
> 2.Aさん(♂)を好きになる。
> この「1→2」という過程がホントはぴったりするように思えてきました。

う~ん。わたしは★の手順(笑)だよ。

★ 男を欲しいと恒常的に思っている。
★ よさそうな男Aが偶然見つかる
★ たとえどこかちょっとだけ無理をしても、それは横に置いといてあっという間にどんどん好きになる
★ 「結果的に」Aじゃないとイヤ!となる

下三つの★のプロセスが異常に短いのがわたし
数時間とかね
あかんやん。


> この1は、たぶん顕在意識には上らないと思います。

上ってます上ってます。大上り

> 潜在意識下で「男が欲しい」とか「寂しい」とか「慰めて欲しい」という欲求がまずあって、それから、たまたま現実で出会う男性を好きになるのかなあ?
> そんな気がする。

はい。わたしはまさにその通りです。

> なので、どうやらAさんが何者であるか?は、顕在意識ではあまり理解していないような……

そうだね。まず最初に舞い上がっちゃう。うれしいから。とにかくいつでも誰かを愛したいのよね。

> まあでも、潜在意識は優秀だから、やはり(そのときにたまたま)ぴったり来る相手をチョイスしているか。

たぶんね…その辺はよくわかんないなぁ。




いやあ、いろいろ勉強になったわ。まさに「この世界は、自分自身が作っている」わけで、「まず『自分ありき』」なんだなあと得心した。妹がずーーーっと男とすったもんだしているのは「投影」による「真っ当な現象」なんだね。

でも、「自分が欲しいモノ」をなにに投影するのか?って興味深い。妹みたいに「男狩り」に夢中になってる女性は、カウンセラー根本裕幸さんのところに群がっている。なにせ根本さんとこは「バツ6」が最高だからね。ライフワークセミナーに行っても、どうしてもオトコの話が混じる。だいたい受講生のほとんどが「夢はオトコ」なんで胸ヤケする。

ただ、その根本さんのセミナーによく通って、根本さんのブログも毎日読んできたから、これでも私は「けっこう妹を理解している」と思っていたが、ちがった。ぜんぜんわかっていなかった。

妹のデフォルト設定が「男を欲しいと恒常的に思っている」とは、まったく気がついていなかったよ! 恒常的というのがすごい。これはもはや才能である。たぐいまれな資質だ。いや、もともと妹はすっごくアタマがいい。本人は「物忘れでパープーだ」と言い張っているが、大部分はまだまだ高水準で稼働している。


てか、そもそもパワフルなんだよね。つまり「生命力」が非常に強い。根本さんとこのクライアントさんもそうだけど、魅力的で愛があふれかえっている。まあ、そういうヒトは本能に根ざして「欲しいのは男だけ」になるんだろうね。みんなそろって美人で仕事がよくできる女性ばかりでさ。なのにダメンズコレクター。

ひるがえって、私はどうなんだろう?と考えてみたが、「一点の曇りもなく好きっ!」と言えるのは「山」とか「北海道」かもしれん。なかなかね、ピアノはソコまで上昇しきれない。だいたいホントに好きだったら、もっと早くにやってるはずでそこらへんが大いに怪しい。

あと、ピアノは聴き手が必要だとか先生に習わないといけないとか、そういうのが難儀。山と北海道は「天気がよければすべてOK」とシンプルなんだよ。

けれども妹が、難儀なことテンコ盛りでもずっと男を追いかけている姿はちょっと感動する。「人間相手」というのがすばらしい。こんなに厄介なのにめんどくさいと思わず男を切らさないのがホントすごい。その情熱を分けてほしい。たぶん音楽にいちばん必要なのはソレだよ。

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