「好きなひと」の正体ってなんでしょう?

本日ピアノレッスンは先生のご都合で夜の時間帯。あらためて、夜って静かなんだなあ。そこにピアノの音だけが響くわけで、私が弾くとアラが「自分に」丸聞こえでうぎゃあ!ってなるし、先生のお手本演奏は「な、なんなんだ?! ピアノってこんな音色かっ?」で現世に戻って来れなくなるし、いろいろと別世界を味わえた。

帰路、スーパー駐車場でちょっとつまみ食いしてたら、妹からのラインに気がついた。なんかたいへんそうなので電話してもらった。ちなみに妹(54才)ってこんなヤツである。→男を欲しいと恒常的に思っている女の「手順」

ええ、また「祭り」になっていらっしゃるご様子で、彼氏さんの分析に余念がない。大安とか仏滅まで調べ上げている。そうなるお気もちはよーくわかるので、いやもう、そんなかたがたはとくに根本裕幸さんのとこへ大挙して押し寄せているので、私なんかでも、うん、そうだよなあ、そう思うよなあ、そうしたくなるよなあと、心の底から共感できるのである。

まあその「ラインのやりとりが噛み合わない」とかも悩みになる。そりゃ、好きになったばかりのひとだからそうなるよね。


で、そのスクショを妹が送ってくれるので読んでみたが、ふたりともめっちゃ長文ばっかしで、いやあ、長いからよけいに齟齬が生じるんじゃない?

妹「私が、彼の気にしていることを、こんなふうに訊いてあげているのに、それに対しての反応がないんだよ」

う~ん、なるほど、スクショを見るとそうなってる。彼氏さん、もしかすると「書きたいだけ」のひとで「とくに読みたくない」ひとかもしれん。こういうひとは、彼女がこまやかな気遣いをしてあげても、ちっとも気づかなくて、また自分が書きたいことだけ書くかもね。

妹「それに、ウソつかれるのがイヤなんだよ。言わないのはいいけど、ウソはねえ」

なるほどなるほど。でもまあ、彼氏さんは妹に好かれたい一心でとりあえずゴマかしたのかもしれんよねえ。


なかなかデートができないのもお悩みだ。しかしそれはだな、非常に「個人差が大きい」ものだ。その「どのぐらいの頻度で会いたいか? どういうふうに過ごしたいか?」とかは、徐々にすり合わせていくのが順当かもしれない。

ずっと前に根本さんのセミナーで、つぎのようなお話があった。

根本さん「たとえば『恋人からさっぱり連絡が来ない』ってどのくらいの期間を指しますか? 『さっぱり』っていうのはどのくらいの期間でしょうか?
今回、付き合ってどのくらいか?お互いの年齢は?職業は?どこに住んでる?とか、そういう情報はいっさいありませんので、みなさん勝手に想定してください。
はい、そこのアナタ、どのくらい?」


出席者Aさん「1ヵ月」、Bさん「2週間」、Cさん「1ヵ月」、Dさん「1週間」、Eさん「1ヵ月」、Fさん「1日」、Gさん「1ヵ月」。

根本さん「1日から1ヵ月までの幅ね。まだ1ヵ月ならいいかもしれない。2年とかいうひともおる(笑)。で、1日が恥ずかしいかもしれませんが、いやべつに3時間とか一晩っていう可能性もあります。だから、それはみんなそれぞれの感覚なんですよ。おもしろいところです。なので、話していて途中どうも噛み合わへんなみたいなことが起こるんです。1ヵ月のヒトと1日のヒトがしゃべってたら当然噛み合わないんですよ」

まあ、私はそんな話を思い出したかねえ。


けれどもふと思ったんだが、「だれかを好きになる」って、心理学的な見方で突き詰めると「自分を好きになる」ことでもあるんだよね。T子ちゃんが「Hさんを好き」というのは、じつは「T子ちゃんの心のなかに『内在しているHさん』を好き」ということであって、その「内在しているHさん」はT子ちゃんの一部なのだ。

すんません、言うてることわかりまっか? 説明が悪い? この世はすべて「心の内の世界」が「外の世界」に「投影」されている。というのが大前提なんだよね。

なので、根本さんいわく「自己肯定感がとても高いひとは、結局『だれでもOK』になるんです。自分のすべてがOKならば、他人もすべてOKになります」とのこと。そりゃもう悟りの境地だと思うけど、なんとなくわかるでしょ?

だから、好きなひとができたってすばらしいことだね。またあらたにT子ちゃん自身の魅力を見つけられるよね。

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