今年3月からはじまったカウンセラー養成講座「ビリーフリセット・リーダーズ講座(BRC)」は今日明日が第8講であり、来月12月5日・6日が最終講で、はれ?もう終わっちゃうの?!
こんなにも長いあいだ、充実したカリキュラムを組んでもらい、認定カウンセラーさん方の手厚いフォローもあったというのに、私はなにをしていたんだろう。
結局「ピアノがヤバすぎる」ということに尽きる。去年の春からピアノが徐々に侵食してきたのだが、いまやこいつが脳ミソの98%を占めているから、ほかのことすべてがないがしろになってしまうのだ。
それでも、BRCに出席するのはおもしろいし、それぞれに人生を模索しているみんなに会えるのはうれしい。受講生さんのうちカウンセラーをそのままめざしているひともいれば、「やりたいこと」(私はピアノ)と並行して受講しているひともいる。
さて、さすがにあと2回でおしまいだという実感に襲われて、行きの新幹線ではめずらしく作業に励んだ。BRCでは、規定の課題をちゃんと提出した場合にしか「修了証」をいただけない。
さらに「ビリーフリセット・アドバイザー」という称号ももらえない。それ、困る。私はやっぱりそういう称号が欲しい人間だ。
学歴コンプレックスが強いから、これまでもいろいろと役に立たない資格を取ってきた。それらは「ない」よりは「ある」ほうがやっぱりよかった。自己満足に過ぎないけど、あってうれしい。
なので称号欲しさと、主催されているみなさんに申し訳ないのとで、はじめて新幹線に乗っている間中がんばった。
まずは、11月のカレンダーのデカいヤツをノートに書いた。そこにピアノレッスンとパートシフトを書き込んで、その合い間にカウンセリング自主トレをできないかじっくり考えたら、いちおう7日間捻出できた。
それから、以前よりいちど自主トレをお願いしたかった受講生さんに、いきなりFacebookメッセージを送りつけた。まだ朝8時まえだったかな?
たぶんそのひとは講座出席の準備もあるだろうに、すっごく迷惑だったよね。でも、すぐにOKのお返事をもらえた。いやあ、ほっとした。
これで勢いがついて、とりあえず前のセッション記録2枚を書き、それと前回講座の感想も仕上げた。セッション記録はまだぜんぶできていないものの、やるべきことをちょっとでもやれるといい気分だね。
そのまま上機嫌で新横浜駅に到着し、電車もスムーズに乗り換えて最寄り駅まで行って、そのまま講座会場に行き着いた。私にしてはこれまためずらしく一番乗りだったが、主催者さんたちにご迷惑かと思ってトイレの前をしばらく行ったり来たりしていた。
まもなくもうひとりの受講生さんがやってきたので、ふたりで会場に入る。そのうちほかのひとたちも続々と到着する。みんなと話をするのはほんとうに楽しかった。
私は、だれかといるのがだいたいめんどうになるので、こんなに気もちが浮き立つのははじめての経験だった。
すなおでいよう、と心の底から思った。
「イヤ」だったら「イヤ」でいいし、「めんどう」なら「めんどう」でいい。このごろは、ちょっとずつ自分の「感情」を察知できるようになってきた。
そんなに「すなお」でいるのに、けっこうふつうに「楽しいなあ」という気もちでいっぱいだった。