「同じところをぐるぐる」が楽しい私だからいまのパートも楽しくなるはず

仕事全般がうまくいかないのは18才以降ずっとだから、もはや「うまくいかないのがデフォルト」になっている。まあもうこのぐらいで私はかまわない。人生でひとつぐらい「低値安定」しているものがあってもけっこうチャラにできる。

なぜなら、まず「山登り」が底抜けに楽しかったからね。延べ600山ぐらいかな、どの山でも一点の曇りもなく「至福のよろこび」を味わえた。あのぐらい「しあわせのシャワー」を浴び尽くすと、ほかのことは「まあ、おまけでいいか」という気になる。

山だけでもじゅうぶん幸福だったのに、2年前からはピアノが加わった。う~ん、これも楽しすぎる。とくになにが楽しいか?というと「練習」がおもろい。

そうなんだよね、私はいまのところどうやら「練習するのが楽しい」。しかもそれは「先生から与えられた課題をさらうのが楽しい」。それだけ。


自分でも変わっているなと思うけど、そりゃまあもともと変人なんだが、そもそも「みずから弾いてみたい曲」が、あまりない。2年ほど前にレッスンを再開したころは、弾いてみたい曲が少しばかりあったものの、いつの間にかなくなった。

さらに「人前で演奏したい」とも思わない。YouTubeにアップする気も希薄になってきた。

結局「毎日ウチで練習するのが楽しい」だけになっている。好きこのんで何十回も部分練習している。だいたい「同じことの繰り返し」が好きなので、飽きることなく反復練習ばかりしている。

まあ、北海道の山でも同じ山を3~4回登っているヤツがある。ちがう時期に行くと、また登りたくなるから登るだけだ。「北海道車中泊80日間放浪」をやったときも、おんなじ国道を頻回行ったり来たりとか、おんなじ道の駅に何度も泊まったりしている。


放浪だろうがピアノだろうが、好きなようにやったらいいのだから、気のおもむくままにまかせているが、そうするとわりと「同じところをぐるぐる」が楽しくなってしまう。「いつ来ても楽しいところ」や「何回弾いても楽しい旋律」をやたらめったらぐるぐるしているだけだ。

そりゃねえ、金剛山を何千回登頂ってひとたちとは比べものにならないけど、私もそっち系らしくて「同じところ」で満足している。

だったら、パートも「同じところ」がいいよねえ。

これまで短期間ですぐに辞めたり、このところはクビになったりしていたが、いまのパートが1年2ヵ月と長期になったので、ああ、ここにずっと居られたらいいなあと思えてきた。こんな気もちになるのははじめてだ。


そのパートでも、なにかちょっとでも楽しいことがあるといいのにねえ。これがいつも見つからなくて、だからつまんないんだよね。

自分の見方が悪いんだ。

これも工夫して見つけないといけないね。漫然としていると「朝から晩までなんにもおもしろくねえ。真っ黒だ」になっちまう。

いかんいかん、なにかしら見つけないと。どこの職場であっても「輝いているもの」はあるはずなんだから、そこにつながらないと。そこにコンタクトできたらきっと「同じところぐるぐる」が楽しくなるんだから。

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