「ココナラ」を通して、フリーランスの方々とお取引きさせてもらったけど、なにがスゴいって、みなさん、レスポンスが驚異的に早いっ!
きっとそれは、「プラチナランク」(最高ランク)の方ばかりだからだね。そんなふうに間髪入れずに対応することで、信用を積み重ねてこられたんだ。
しかし、私自身はなにをやっても異様に遅いので、あまりにもレスポンスが早いと、超ビビるのだ。
まず、つい思ってしまうのが、「えっ? なんかムリしすぎていませんか? だ、だいじょうぶ?」
しかし、そんなふうに「仕事がものすごく早いひと」というのは、おそらく、私ほど猛烈なストレスを感じていないのだろう。
ちなみに、先月「ココナラ」で、ワードプレスのカスタマイズをお願いするとき、3人の方に見積もりを依頼した。
そしたら、「あおい@WordPressと業務効率化」さんが、いちばん早く、しかもとてもくわしい見積もりだった。
あと一人の方は、あおいさんより少し遅く、簡素で安い見積もりをくれた。もう一人からは、翌日もお返事がなかったので、私のほうから見積もりをキャンセルした。
それで、やっぱりあおいさんの「WordPressエラーの修正・カスタマイズします」を申し込んでほんとによかった。
でも、あまりにも対応やら報告やらが早すぎて、頼んだ本人がくたばりそうになった。な、なんで、こんなに早くなんでもできちゃうのっ?!
フリーランスといえば、そう、カウンセラーさんもフリーランスでやっているひとがほとんどだけど、そういえば、みなさん、やっぱりレスポンスが早い。
私はいつも、のんびりダラダラしていたい。
なので、あまりにもササーッと各種お返事が返ってくると、なんだか自分が「グズでダメでどうしようもない」と思い知らされているみたいで、しんどくなってしまう。
「ココナラ」でスキルサービスを出品しているひとたちって、「365日即対応」しているなんてっ!
ありえないな。おんなじ人間とは、とうてい思えない。
それで、あらためてよくわかったが、私はこんなふうに「即レス」とか「できるだけすばやく納品」とか、そういう仕事はぜったいムリだねえ。
まあ、そりゃ、どこのパート行っても「遅すぎる。いったいなにやってる?!」ってさんざん叱られてきたもんね。
なので、「ネットでできるなにか」を考えるにしても、「スピードが求められるヤツ」は決して手を出してはならない。
あ、こないだやった「クラウドワークス」で、文章を書くタスクは、期限まで余裕があって助かった。
それでも、けっこうプレッシャーあったよ。「早くやらなきゃ。早く送信したほうが、承認されやすいはずだし。早く早く……」って、ああしんどかった。
ということから、つまり、少なくとも「いま現在」は、こうやって広告収益(グーグルアドセンスとA8.net)をもらえる「仕事(?)」が、いっちゃん向いているなあ。
ブログを書くのは、べつに締め切りもヘチマもないし、内容も字数もなんら制限なし。
こんなにしょーもないクソブログなのに、毎日読んでくれる読者さんのおかけで、小銭をチャリーンといただけてしまう。
おら、もっと感謝せんかいっ?!
あ、うん、すいません、広告のお金って、あんまり感謝していなかったよ。だから、ブログを「改善する」のも、ずーっと放ったらかしだった。
でもね、よーく考えると、まず「読者さんありき」なんだよね。
さらに、グーグルが「アドセンス」というサービスを提供してくれていて、そいで、そこに広告を出してくれる会社がたくさん存在していて。
そんなにもおおぜいのひとたちが関わってくれて、はじめて、私は「広告収益」というお金をもらえるんだよねえ。
あう……、ぜんぜん実感ないけど、いったい何人のひとたちが関与しているんだろう?
空恐ろしい。
しかし、まちがいなく「そのひとたち」のおかげで、私は、ピアノのローンを返すことができている。
摩訶不思議な「しくみ」で、まるでSFみたいなシステムに乗っかって、私はいま、チャリーンとお金をもらっている。
しかも結果的に、「こういうしくみ」でお金をもらうのが、自分には最適だとわかってしまった。
じゃあ、もっとこう、「ブログ」を大切にしないと。
だって、「ブログを書くこと」だけが、自分にとって、はじめて「仕事」として、成り立っているのだから。
まさか、そんなことになるとは、夢にも思わなかったよ。
私が、いちおうめざしていたのは、「一人前に、パートをこなすこと」だったからね。
けれども、ことごとく失敗してしまった。あからさまにクビになったのもあったし、そうじゃなくても、どこでも迷惑かけて、イヤがられていた。
18才のときから、ついこないだの4月まで、ずーっと仕事がウマくいかなくて、ゴタゴタしっぱなしの人生だった。
で、最後の最後になって、はれ? ブログを書くのが「お仕事」って、なんすか、ソレ??
しかし、7月いっぱいかけて、柏木先生のブログコンサル「初心者さんに検索順位が上がるブログの書き方教えます|ココナラ」を受けて、私のなかで「なにか」が変わった。
柏木先生から何度も、「読者さんは、〇〇と思いますから」「こうすると、読者さんは、××と考えますので」などとお聞きしているうちに、ようやく私は「読者さんの存在」を認めざるをえなかった。
私、どうして、これまで「読者さん」のことを、考えていなかったんだろう?
まるで「わざと、考えないように」していたよ。
それは、じつは「怖かったから」だね。
自分の文章を「読んでくれるひとたちが存在する」ということから、目をそむけていたかった。
いやいや、そんな、読んでもらえるようなブログじゃねえっす。
いやいや、ぜんぜん大したことないから、そんなの、考えられねえっす。
いやいや、「私」って、クソみてえなヤツっす。そんなヤツの書く文なんて、だれも読まねえっす。
ああ、それをずっとやっていたよ。
だから、グーグルが毎月振り込んでくれるお金は「見ていた」けど、「読者さんの人数」は「見ていなかった」。
すみませんねえ、ほんと。
この画面を、じっと見てくれる「あなた」が「存在する」なんて、信じていなくて、ごめんなさい。
でも、「あなた」は、そこにいてくれるんだよね。そして、私のブログを読んでくれるんだよね。
これから私は、「そのこと」に、じっくり思いを馳せることにしたよ。
ありがとう。今日も読んでくれて。