「自炊」すると、もらえる「ごほうび」は?|もらえないとやらないぞ

「タダで芸なんかやらへんで」という文字と、「女性が犬にエサをあげる」イラスト 年寄りの食生活改善

世間のひとは、けっこう「自炊」している?

このブログに対して、メッセージをいただいたとき、すみません、お返事できていません。

申し訳ないのですが、メッセージのやりとりとか、すごくしんどく感じるので、どなたにもお返事差し上げていないのです。

もともと、文章を書くのが、ひじょうに遅い。なにやっても遅い。

たぶん、メッセージのお返事とか、はじめてのひとに差し上げるんだったら、ひとつに1時間はかかりそう。

なので、ほんと、すみませんが、いまのところ、メッセージへのお返事は、やっぱりできかねます。




なんですが、▼昨日の記事、

59才ババア|はじめて「自炊」したら、あまりの作業量にウンザリしたけど
自炊とは無縁で、59年生きてきた 「自炊」って、したことない。 料理なあ……、むかーし、学校の家庭科で、なんかやったっけ? ホウレンソウとかで、なんかやったような、そんな気がうっすら。 ま、そんな程度。 いちおう、...

をアップしたあと、たくさんメッセージをいただいてしまった。

みなさん、自炊のアドバイス、ありがとうございます。

それで仰天してしまったのだが、世の中、こんなにもたくさん、「自炊しているひと」がいるんだなあ!

私は、このブログで、ピアノとか心理学のことをよく書いているけど、いや、まずメッセージをもらうことはなくて。

ということは、世間では、「ピアノや心理学やっているひと」よりも、「自炊しているひと」のほうが、ずいぶん多いのかもしれない。

すごいなあ。

あんなにタイヘンなことを、やっているひと、多いんだね。



自炊 その2|ぶり大根|58分

自炊チャレンジ、2回目。

自炊 その2|ぶり大根|58分

自炊 その2|ぶり大根|58分

前回、いきなり野菜を2種類(ピーマンと玉ねぎ)もやったら、あまりのタイヘンさに、脳ミソがフリーズしてしまった。

なので、2回目は「野菜はひとつ」に。

「野菜の皮をはがすのに → 『ピーラー』という器具を使うといい」と、聞いていたので、購入。

しかし、大根の皮をはがすのも、難度が高い。

包丁とおなじく、新しい道具を使えるようになるまでは、そうとう時間がかかりそうだ。

ピーラーも、ぜんぜんウマくいかなくて、休み休み、手をぷらぷらさせながら、長いこと、がんばる。ふう。

でも、「野菜ひとつ」は大正解で、結果的に、前回よりは作業時間を短縮できた。

今回、すべての作業(洗い物も含めて)は、58分で済んだ。

この58分には、「煮込み時間15分」は含まれていない。

煮込んでいるあいだは、ピアノを練習していたので、その15分は除外してある。



洗い物、つまらない、むなしい

これまでずっと、およそ25年間は、スーパーの総菜だった。

すると、洗い物ってほとんどないんだよね。

カラの容器捨てるだけ。スーパーで必ず割りばしもらっているから、それも捨てるだけ。

だのに、自炊したら、すっごく洗うモンが増えて、げえっ……

洗わないといけないモンが、目に入るだけでウンザリ。

でも、タイマー(カウントアップ)をかけると、しかたなくやりはじめる。

そしたら、洗い物ぜんぶに 17分かかっていた。

ふう。

こんなにテクノロジーが進化しているのに、なんで、ちまちま洗ったり乾かしたりしまったり。

あ、食器洗い機という方法もあるよなあ。



自炊のメリット、デメリット

「ぶり大根」を、はじめて作ってみた。

大根は、甘みと苦みが混ざっている。

ぶりは、「魚だなあ、繊維が、肉より細かいなあ」という感じ。

スーパー総菜より、量と汁気が多いので、身体があったまる。

たしかに、身体にはよさそうだ。

しかし、「おいしいか?」というと、そこは、あまりよくわからない。

前回作った「ピーマン・玉ねぎ・牛肉煮」とも、目立った変化はない。

自炊って、もっとおいしいモンかと、期待しすぎていたな。

もともと、「食べ物は、ガソリン補給」みたいなイメージがあるので、そのガソリンのちがいを、まだ体感できていないのかも。

なので、いまのところは、「アタマで考えて → 栄養を取る必要性があるから」というメリットのみで、自炊している。

全体の印象としては、デメリットのほうが大きい。

「時間と手間が、こんなにもかかる」というのは、キビしいところだねえ。



味覚と聴覚|感覚はトレーニングで変化する?

じゃあ、自炊のメリットを大きくするには、どうすればいいのか?

ひとつには、「味覚を発達」させて → 「おいしさ」というメリットを増やすことが、有効かもしれない。

「おいしさ」がわかると、手間ヒマかけて、「それでも自炊するぞ」という意欲が湧くのかも。

「感覚」というものは、トレーニング次第で、ずいぶん変わるんじゃないか。

私は、「聴くこと」に関しては、かなり変わってきたように思う。

これまで、ピアノのレッスンを2年半受けてきたが、毎週徹底的に「細かい音のちがい」を教えていただくうちに、ちょっとずつ「聴き分けられる」ようになってきた。

それを、自分の演奏に反映させるのは、まだまだだ。




しかし、なにかをちょっと聴いたとき、前よりはずっと、いろんなちがいがわかるようになった。

そして、「こういうのが、きれいだよね、うつくしいんだよね」という「基準」が、わかるような感じでもある。

「わかってくる」と、弾くのも聴くのも、楽しくなってくる。

ということは、だ。

いま現在、「味覚がニブい」けど、それは、毎日意識したり、観察したりで、だんだん「ちがいがわかる」ようになるかもしれないね。

あと、味覚って、「本人さえ、満足できたらOK」だから、「自分が『おいしい』と感じるなにか」を、自分でとらえられるように、なれればいいか。

よし、じゃあ、自炊もボチボチつづけてみよう。

前回はこちら
59才ババア|はじめて「自炊」したら、あまりの作業量にウンザリしたけど
自炊とは無縁で、59年生きてきた 「自炊」って、したことない。 料理なあ……、むかーし、学校の家庭科で、なんかやったっけ? ホウレンソウとかで、なんかやったような、そんな気がうっすら。 ま、そんな程度。 いちおう、...
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