無料マンガにうっかりハマッて廃人になりました

「ネットは廃人製造機」という文字と、「男性がベッドで読書」のイラスト 読んだ本の感想とか

いまの世の中、無料コンテンツが多すぎて、かんたんに「廃人」になれる。

アマゾン│キンドルアンリミテッド(Kindle Unlimited)とか、これまで会員登録したことなかった。

キンドル端末は持っているけど、月会費払ってまでいいや、と思っていた。

なのに、2週間ほど前に「首・肩・手のしびれ、痛みを招く胸郭出口症候群を自分で治す! 」を読みたくなり、それ、キンドルアンリミテッドに入ると無料で。

だから、ついうっかりキンドルアンリミテッドの30日間無料体験に入っちゃった。

そしたら、先週と今日、ズルズルダラダラ「無料マンガ」漬けですねん。

キンドルアンリミテッド → 端末なくても、スマホアプリ、パソコンアプリですぐ読める。

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大むかし、柳沢きみおのマンガを読んだことがあった。

あのひと、代表作は「翔んだカップル」だと思うが、それは、むかしもいまも読む気なし。

むかしたまたま読んでいたのは、中年男性が女性を渡り歩いて → 虚しいってヤツ。

で、先週うっかりハマッたのが「悪の華(全12巻)」。

麻薬取引の黒幕をしていたタレントの身代わりとして、すべての罪をかぶって麻薬取締法違反で逮捕された大手芸能プロ・マネージャーの津島研一郎。
しかし出所するまえにフィアンセは他の男と結婚。その男はタレントの身代わりで津島を刑務所に送った張本人のマルAプロ社長・花山だった―――。
罠にハメられ愛する人を奪われた津島は、花山に勝つためあらゆる手段を使って芸能界に立ち向かう!
出典 悪の華(1)愛蔵版 Kindle版│柳沢きみお│アマゾン





私はほとんどテレビを見たことがないので、芸能界ってさっぱりわからんものの、いや、おもしろすぎ。

わかりやすくて、けっこうステレオタイプな展開なのに、妙にねちっこくおもしろい。

柳沢きみおって、ほんとこういう虚無感かかえている男性描くの、ウマすぎて、どうしてもやめられなくて、12巻一気に読んでしまった。ラストもよろしい。

まあ、私は小説もマンガもちっともくわしくないので、柳沢きみおが、どう読まれているのか知らない。

すっごく時間取られて後悔した。

なのになのに、今日うっかりまたこんどは「続 悪の華(闇華)」を、これまた全12巻、読みふけってしまった。う~ん。

続編の主人公は、正編とまたちがう良さがあって、これはこれでおもしろくて。

けど、正編も続編も、主人公はまじめで純粋ですなあ。

続編では、主人公の成長ぶりがすごい。




しかし、女性の描きかたがね、そうそう、川端康成「眠れる美女」に通じるような感じ。

「自分の意志がない女性」がたくさん登場する。

しまいには人形のようになってしまった女性とか、記憶をなくした女性とかに象徴される。

「眠れる美女」では、薬で眠らされている女性ばかり。

それでハタと気がついたのだが、私は、たまたま「眠れる美女」とか、この「悪の華」とか読んだけど、それってなんなん?

私は「意志のないババア」になりたいのだろうか?

てか、もし自分が男性だったら、そうだなあ、あんまりしゃんしゃんした女性は苦手だろうな。

どこか、もやっとぼやっとした女性のほうがいいな。

なんか捉えどころがないような女性に惹かれて、振り回されてみたい。




というのが好みなので、こういうマンガにツボッてしまったようだ。

あ、「ステレオタイプが心地よい」というのは、ピアノで「約束事どおりに、枠組みを超えずに弾く」のとおんなじだと思った。

うん、いちおう、ほんと、そういう点は勉強になった。(言い訳)

けれども、発表会が終わるまで、もうぜったいマンガ読まないぞ。

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