あらあら、61歳の私を「養ってくれるヒト」があらわれるなんて!

日々のあれこれ

現在89歳の母は、これまであちこちの施設を出たり入ったりしている。

ずいぶん以前、まだ父が生きていたころ、ふたりで早々と老人ホームに入っていた。

しかし、ホームの退屈な生活に飽きて、また賃貸マンションに戻り、ふたりで暮らしていた。

だが、父が脳梗塞で寝たきりになったあと、母はひとりでサ高住に入った。

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そのとき私は、そのサ高住の隣にあるワンルームマンションに移り住んだ。

私は、日中母と過ごし、ワンルームには寝るときだけ帰った。

ところが、母はそのサ高住のスタッフさんや入居者さんと合わなくて、急遽、賃貸マンションに引っ越し、そこでは私と同居することになった。

けれども、こんどはその賃貸マンションの大家さんとウマくいかず、またまた別の賃貸マンションへ引っ越した。




このあたりで、私が自分をコントロールできなくなってくる。

母がサ高住に入っていたころ、私は自分の自宅(99万円で買った中古マンション)で、寝たきりの父を、一時在宅介護していて、その疲れも溜まっていた。

父のことは、とちゅうで妹が引き受けてくれて、妹宅の近くの老人病院へ、父をちゃんと入院させてくれた。

ほんと、妹に助けてもらえて、ものすごくうれしかった。

私が困ったときには、いつもすぐに手を差し伸べてくれる!

で、残った母のことだが、結局、私は自分をうまく制御できなくて、母を放り出して、自分のウチに逃げ帰ってしまったのだ。

まあ、むごい仕打ちをやっちまったねえ。

けど、遅まきながら深く反省したよ。

これからは、少しずつ償っていくつもり。

5月3日、7年ぶりで母に電話して以来、いろんなことを話し合った。

最初のうちは、私がいま住んでいる地方へ、母を呼ぶことを検討していた。




母のサ高住と、私のウチ(あの18,000円アパートね)は、120km離れていて、母を訪問するのが不便。

けれども、たまたま私のウチのすぐ近くに、老人ホームがあった。

私がそこを見学して、良さそうなので、じゃあ、いまのサ高住から、その老人ホームに移ろうかということになった。

ところが、母のハナシをよくよく聞くと、

「施設では、他人に気兼ねして、ぜんぜんくつろげない」と判明。

それじゃ、私の近辺で、どこか住むところを探して、そこでふたりで同居しようか?となる。

だが、これまた母によくよく尋ねると、

「その地方は、じつは住みたくない」と判明。

母は、やっぱり長年住んできた、その土地を離れたくないんだよね。

じゃあ、私がそっちへ引っ越そう!




というわけで、私がババババッと検索しまくって、「私は大満足、母はおおむね満足」の賃貸マンションを見つけた。

母にとって百点満点の場所ではないが、そこんところは、「私がクルマで遊びに連れて行く」ということで譲ってもらった。

なにせ89歳だもんね。

足は相当弱っちゃってて、部屋のなかの移動もシルバーカーがないと動けない。

去年は背中の骨を圧迫骨折して、一時寝たきりになっていたらしい。

動けるのは、いまのうちだから、せいぜい行きたいところへせっせと出かけよう。

けどさ、私は「いまの生活」より、はるかにグレードアップする。

はぁい! 夢の「年金パラサイト生活」がはじまるよぉ!

はは、母ちゃんの年金にパラサイトする「パラダイス」でございます。

へへ、61歳にして「母ちゃんに養ってもらう」というパラダイスが手に入るなんて!

ああ、私の人生、どこまでいっても、のんべんだらりとナマケモノでいられるんです。

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