足の「巻き爪」が膿んじゃった事件

日々のあれこれ

母は、左足の親指が「巻き爪」である。

爪の両端が内側に巻いて、指に食い込んでおり、非常に爪を切りにくい。

てか、もう爪切りでは切れないので、爪やすり(ガラス製)で削って短くしている。

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母の話では、

「去年、背骨の圧迫骨折で3ヵ月寝たきりになって、そのあとから『巻き爪』になった」とのこと。

まったく動かなかったせいだろうか?

その後、歩くのが困難になっただけでなく、爪のカタチまで変形してしまったらしい。

ただ、これまで巻き爪による痛みはなかった。

だのに、数日前から、

母「巻き爪のところが、ジンジン痛いの。

寝ていても、痛いなあって感じる」と言う。




どれどれと、母の左足親指を見ると、わわっ! 爪の3分の1ほどが、黒ずんた黄色に変色し、ウミのようなモノが滲んでいる。

やべえ、やべえ、しかも糖尿病だし、めっちゃやばないっ?!

急いで近所の皮膚科を探さんといかんぞな、う~ん。

ところが、私は用事が目白押し。

そしたら、母ちゃんが自分のスマホで、皮膚科クリニックを見つけてくれた。

ウチからクルマで2.7kmと近い。駐車場もあるよ。

むう、90のばあちゃんなのに、スマホでクリニックをさっさと探せるとは。

で、今日はさっそくその皮膚科クリニックへ向かう。

8時20分に到着して、母をクルマに残し、私はクリニックの入り口に立って待つ。

じきにあと数人のヒトが後ろに並んだが、8時45分に開院したあと、無事「番号札1番」をゲット。

ほんまにねえ、この「番号札1番」ってのが、母ちゃん、大好物でのう。




予約の患者さんがいたら、1番に診てもらえるとは限らないが、ココのクリニックは、9時診察開始と同時に「1番」を呼んでもらえた。

シルバーカーを押してヨロヨロ診察室に入るばあちゃんを、お医者さんは「だいじょうぶですか? 座れますか?」といたわってくれた。

診察の結果、「陥入爪の下が化膿しています」とのこと。

先生がピンセットやらなんやらで、ウミを丹念に取り除いてくれる。

そのあと、注射針のようなモノを使い、赤いクスリで洗い流すような処置。

それから、透明なおクスリを細い綿棒で爪の下に入れてくれた。

先生「これからしばらく毎日、石鹸でこの部分をよく洗って、そのあとおクスリをこんなふうに塗ってください」

ふうん、なかなかメンドーだなあ。

なにせ浴室へ移動するのもタイヘンなので、内心ゲンナリ。

けれども、もっとむずかしい病気でなくて、それはひと安心。

診察と会計が終わったあとは、またクルマのなかに母ちゃんを放り込む。




クリニックから駐車場が近いと、母の出し入れが便利。

あと、母が退屈しないよう、事前にクルマのステレオに「五木ひろし」のCDをコピーして入れておいた。

これは、案の定大よろこびで、さっき開院するまでの待ち時間も、上機嫌だったのだ。

母のお守りは五木ひろしに任せて、私はすぐ近くの薬局へ。

あ、そうそう、クリニックの初診問診票は、クリニックのサイトからダウンロードできて、ウチで書いて持って行けたのよ。

けど、薬局はそうもいかなくて、また長々といまの病気だのなんだの手書きで、ふう、しんど。

でもまあ、塗り薬をもらい、隣のドラッグストアでガーゼも購入し、ようやく母が待つクルマへ。

だいぶん待たせたんだけど、母ちゃん、キゲンよかったわあ。

五木ひろし、エラいっ!

ま、私がデフォルトで入れているクルマの音楽は、みっしりバッハ。

けどさ、買い物でクルマに乗るたびに、私もバッハ聴けて、いい気分になれるからね。

あらためて、音楽の力ってスゴいと感心したよ。

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