母が、いっそう食べなくなってしまった。
先日、ウチから近い、内科クリニックを受診した。
そのときの血液検査の結果がすべて出たので、午前中、私だけが訊きに行った。
先生は、いたってふつうに、ていねいに説明してくださった。
検査結果では、ほぼ正常で「とくに食欲がなくなる原因は見当たらない」とのこと。
母も私も、腎臓を心配していたが、
先生「年齢としては、このぐらいですね。
あと、血糖値も、年齢のわりに低すぎるほどだね」
そして「食べられていないので、ちょっと栄養が悪いですね」と言われた。
先生「あれから、食欲はどうですか?」
「はい、あまり変わらないですね。
ゼリー飲料とかプリンぐらいしか、食べられないです」
「まだつづくようなら、消化器の検査とか、胃カメラとか、やってみましょうか?」
そういうような説明を受けて、私はウチに戻った。
さて、母は、ここのクリニックの先生に対して、不信感満々。
また、入り口のスロープがキツすぎて、もはや私も引き上げるのがギリギリ。
帰りは、看護師さんに駐車場まで、いっしょに介助してもらったほど。
なので、母は、
「あそこへは、もうぜったい行かない」という。
まあ、そうなるとは思っていた。
ただ、いちおう胃カメラのお話とか、伝えてみたものの、
母「胃とか腸が悪いんじゃないと思う。
検査はしんどいからイヤ」
たしかに、胃の具合がよくないなんて、いちども聞いたことないし、お通じも正常だ。
ただねえ……
なんつーか、母から受ける印象がね。
「食べたくないから食べない」と言う、その口調が、なんかさあ、やや捨て鉢な感じで。
また、お医者さんについても、
母「食欲がない原因をわからないなんて、医者の役割を果たしていない。
寒いなか、苦労して行ったのに、なにもしてくれなかった」と嘆いている。
とはいえ、母もしんどいのはしんどいから、
「どうして、こんなにしんどいのかしら?
理由がわからない」と苦しそうにしている。
困ったな。
ウチの近くにある、べつの内科クリニックも、歩けるようなら連れて行けるが、いまの状態ではまったくムリ。
食べないからか、なんなのか、私にはわからないが、母はどんどん動けなくなってきている。
今日はもう、ふとんにもぐったまま、目も開けられない。
午後2時47分、これまでの経緯をケアマネさんにラインで報告。
午後3時、ケアマネさんからTELがあり、
「それはもう、救急車を呼んだほうがいいです」とのこと。
う~ん、救急車では、どこの病院に搬送されるのか、わからないからなあ。
なので、私が、またまた内科クリニックへ、夕方からの診察に間に合うよう行くことに。
結果的に、先生はある総合病院への紹介状を書いてくださった。
そして、明日の朝、救急車を呼んで、その病院へ向かうことになった。
そんなこと、デキるとは知らなんだ。
ケアマネさんにその旨を報告したら、ケアマネさんもその病院をご存じで、
「私からも病院に連絡しておきます」とのこと。
ちなみに、紹介状作成については無料だった。
みなさんに助けられて、ほんと感謝。
ふう。