ネットを見ていると、高齢者が胃ろう造設した場合、だいたい1~2週間で退院できるようだ。
母が、A病院で胃ろうの手術をしたのが、1月17日。
その日から、すでに17日間たっているが、いやあ、どうなるのかさっぱりわからん。
いま入院しているK総合病院は、病院からはなにも連絡がないのが、ふつうだ。
こういう連絡の具合は、どうも病院によってちがうみたいで、まあ、当たり前か。
A病院は、手術の翌日、私のスマホにお医者さんから直接電話があり、また、その後、師長さんからも電話があって、母の様子もわかり、とても助かった。
なんだけど、K総合病院は、基本的に「なんにもない」し、家族から病院に電話をするのも禁止。
母が「A病院、よかったあ~」と言っていたが、ほんと、私もA病院のほうが、ずっといい。
だけど、そもそもA病院は、こういう患者が長々入院できないらしい。
長居ができるのはK総合病院。
引っ越しのあと、新しいかかりつけ医の先生が、K総合病院を紹介してくれたから、もうしかたがない。
さて先日、受付を通して、私がもらった「地域包括ケア病棟入院診療計画書」。
その画像をケアマネさんに、送ったら、
「ご連絡ありがとうございます。しっかりとサインされていますね。退院後のサービス調整を考えておきます」と、すぐに返信をいただいた。
「しっかりとサイン」に思わず笑ってしまったが、そうそう、堂々と署名していたのよ、母ちゃん。
そんなのを見ると、もー、はよ退院させてくれやーって思うけど、
どうなんやろ、ちゃんとリハビリをしてくれているんだろか?
そういえば、胃ろう造設の前は、病院では平行棒で歩行リハビリしていたらしい。
面会のとき、「しんどくて、行きたくないときもある」と言っていたが、
私のクルマに乗るときの動作が、ぜんぜんちがっていてびっくり。
手術の二日後、退院するときも、私のクルマだったけど、これまた介助なしで、車椅子から助手席に乗り込んでしまって、いっしょに来てくれた看護師さんも驚いていた。
う~ん、「筋肉は、何歳になっても鍛えられる」って聞くけど、ほんとにそうかも。
たぶん、いまはそんなにリハビリしてないでしょ。
おなかに力入れると痛いしね。
問題は、退院してからあと。
去年7月、私と同居してから、母はちっとも動かなくなった。
そしたら、どんどん足がおとろえてしまって、その後4回も転倒しちゃった。
コレ、私にも責任があるなあ。
母が「動きたくない。ずーっと座っていたい」と言うので、
「うん、それでいいよ。
動きたくなかったら、動かなくていいよ」と、私が、なんでもするようにしたからだ。
けど、母の望みである「自力でふつうのトイレ」とか「ふつうにシャワー」とか、あとクルマの乗り降りさえ、デキるようにしておくと、やっぱりすごくいいよね。
以前の私は、そういう見通しがぜんぜんなくて、まあ、放ったらかしだった。
こんどウチに帰ってきたら、母がイヤにならない範囲で、ちゃんとリハビリもやろう。