さっき、べつの記事を書きはじめたけど、とちゅうで挫折した。
ダメだ。
文、書けない。
また、アタマが氾濫している。
だのに、さっきの記事のお題が、「『音楽的』とは、いったいどういうことなのか?」だった。
いや、おまい、そりゃ、決壊してなくても、すぐ書けんだろ?
まあ、自分なりに「音楽的」の定義が、立ち現れてきたから、そのしっぽをつかみたかったんだよ。
そんなつもりはなかったのに、ズブズブと「音楽の沼」に沈んでいく。
ヤバい、ヤバい。
際限なく登りつづけた、むかしの病の発病当時が、こんな感じだった。
寝ても覚めても、山のことばかり考えていた。
毎週水曜日午前11時に、公衆電話で「最新の週間天気予報」を聞く。
週末の天気に応じて、土日の行先を決める。
西の天気が悪かったら、東北や北海道へ。
東の天気が悪かったら、選択範囲が広くなり、九州、四国、信州へ。
日本三百名山をやってたから、毎週忙しかった。
年間入山日数、100日をめざしていた。
でも、この「病気」を経験しているから、そうそう、見立てがつきやすい。
自分は、このぐらいハマるんだなあってわかる。
しかし、むかしと明瞭にちがうことが、ひとつだけある。
それは、体力。
てか、あまりに手入れをおこたりすぎて、全身ガタが来ている。
これはヒドすぎる。
たぶん、甘く見てるんだよ。ナメている。
「ワシの若いころはなー」っつってるジジイみたいなんだよ。
ああ、本気でリハビリしなきゃ。
すいません、これでおしまい。
あ、そうだ。
どの本か忘れたけど、池谷裕二(脳研究者)が、
「脳は疲れないんですよ。それよりも、身体の衰えから制限がかかる。
なので、身体を整えたり鍛えたりすると、脳は、本来の働きをずっと保てます」
というようなことを書いていた。
それだな。
身体動かしたら、きっと暗譜できるな。